24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比1.10％安の3112.37ポイントだった。深セン成分指数は1.65％安の11258.89ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5993億5600万元だった。

　上海総合指数は、序盤は前日終値付近でもみ合ったが、マイナス圏に沈むと、徐々に下げ幅を拡大した。中国の国務院（内閣に相当）が常務会議で追加の景気下支え策を決めたことが好感されたが、指数は前日に4月20日以来、約1カ月ぶりの高値で終えた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。セクター別では、漢方薬や教育がほぼ全面安となったほか、医療サービス、内装などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、造船や石炭の一角が買われた。

　上海B株指数は0.19％安の300.99ポイント、深センB株指数は0.24％安の1084.93ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3112.37ポイント
　前日比：-34.49ポイント
　騰落率：-1.10％

上海B株指数
　引値：300.99ポイント
　前日比：-0.58ポイント
　騰落率：-0.19％

深セン成分指数
　引値：11258.89ポイント
　前日比：-189.06ポイント
　騰落率：-1.65％

深センB株指数
　引値：1084.93ポイント
　前日比：-2.56ポイント
　騰落率：-0.24％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4007.78ポイント
　前日比：-46.20ポイント
　騰落率：-1.14％

■午後0時までの記事一覧：

【香港】小鵬汽車、22年1−3月期決算は赤字拡大（速報）
【香港】小鵬汽車、22年4−6月期は81−99％増収の見通し
【香港】シノペック上海石化、支配株主がH株1000万株を取得
【香港】中国蒙牛乳業と貴州茅台酒、戦略提携で合意
【香港】テンセント、従業員へのインセンティブで新株1010万株発行
【香港】中国生物製薬の抗がん剤、販売申請を当局受理
【香港】BYD、貴州省に電池子会社を設立

【中国】京東方科技集団、21年度の配当が確定
【中国】*ST貴人鳥、25日付で*ST銘柄から通常銘柄に復帰
【中国】広西柳州医薬、24日付で「広西柳薬集団」に社名変更
【中国】人民元の24日の基準値は1米ドル＝6.6566元、3日続伸
【中国】李克強首相、経済回復に向けた33施策を指示
【中国】中国建築が大口受注10件、総額293億元
【中国】京滬高速鉄路、大株主が3億7425万株を売却