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指数: 15分ディレイ
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週明け16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前営業日比0.37%安の19825.12ポイントだった。中国企業指数は0.49%安の6773.78ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で533億8000万HKドル。
ハンセン指数は前週末の米株高の流れを引き継いで買いが先行し、始値で心理的節目の20000ポイントを回復。しかし、午前に発表された4月の中国主要経済指標が予想より弱い内容だったことで、買い一巡後は下げに転じた。中国人民銀行(中央銀行)が13日発表した4月の金融統計で、国内金融機関による人民元建て貸付残高増加額が市場予想を大きく下回り、中国景気の減速が改めて意識された。アジア時間きょうのダウ平均先物や中国本土相場の下落も投資家心理を悪化させたもよう。 個別では、高く始まった大型ネット株の美団(03690)とテンセント(00700)がマイナス圏に沈み、相場の重荷となった。不動産サービスの碧桂園服務(06098)、自動車メーカーの吉利汽車(00175)は大幅安。食品飲料株の農夫山泉(09633)と華潤ビール(00291)、中国蒙牛乳業(02319)がそろって売られた。一方、中国ネット通販のアリババ集団(09988)は続伸。火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)が大幅に上昇した。 |
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ハンセン指数
引値:19825.12ポイント 前日比:-73.65ポイント 騰落率:-0.37% 中国企業指数 引値:6773.78ポイント 前日比:-33.25ポイント 騰落率:-0.49% レッドチップ指数 引値:3746.97ポイント 前日比:-9.59ポイント 騰落率:-0.26% |
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週明け16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前営業日比0.51%安の3068.48ポイントだった。深セン成分指数は0.53%安の11100.34ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5254億4200万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナスに沈んだ。日本時間の午前11時に発表された4月の小売売上高が前年同月比11.1%減、鉱工業生産が2.9%減となり、ともに予想を下回った。「ゼロコロナ」政策の下、景気の落ち込みが目立った。また、16日の公開市場操作(オペ)で中期貸出制度(MLF)金利が4カ月連続で据え置きとなったことを受け、MLFを基準に算出される最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート、20日公表)が引き下げられることへの期待が後退した。 セクター別では、医療サービス、医療機器、公共事業、自動車が安い。半面、農業関連、化学肥料、石炭が買われている。 上海B株指数は0.24%高の291.22ポイント、深センB株指数は0.28%安の1041.53ポイント。 |
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