週明け16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前営業日比0.51％安の3068.48ポイントだった。深セン成分指数は0.53％安の11100.34ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5254億4200万元だった。

　上海総合指数は高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナスに沈んだ。日本時間の午前11時に発表された4月の小売売上高が前年同月比11.1％減、鉱工業生産が2.9％減となり、ともに予想を下回った。「ゼロコロナ」政策の下、景気の落ち込みが目立った。また、16日の公開市場操作（オペ）で中期貸出制度（MLF）金利が4カ月連続で据え置きとなったことを受け、MLFを基準に算出される最優遇貸出金利（LPR、ローンプライムレート、20日公表）が引き下げられることへの期待が後退した。

　セクター別では、医療サービス、医療機器、公共事業、自動車が安い。半面、農業関連、化学肥料、石炭が買われている。

　上海B株指数は0.24％高の291.22ポイント、深センB株指数は0.28％安の1041.53ポイント。

上海総合指数
　引値：3068.48ポイント
　前日比：-15.80ポイント
　騰落率：-0.51％

上海B株指数
　引値：291.22ポイント
　前日比：0.69ポイント
　騰落率：0.24％

深セン成分指数
　引値：11100.34ポイント
　前日比：-59.45ポイント
　騰落率：-0.53％

深センB株指数
　引値：1041.53ポイント
　前日比：-2.95ポイント
　騰落率：-0.28％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3956.01ポイント
　前日比：-32.59ポイント
　騰落率：-0.82％

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