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11日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比3.36%安の81.73米ドルと5営業日続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も1.69%安の106.09米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の11日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):81.73米ドル(-3.36%) ■百度(BIDU):106.09米ドル(-1.69%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):19.99米ドル(+1.89%) ■JDドットコム(JD):49.83米ドル(-3.52%) ■ウェイボー(WB):19.99米ドル(-1.24%) ■ネットイース(NTES):87.84米ドル(-0.18%) ■モモ(MOMO):4.52米ドル(-7.76%) ■レンレン(RENN):28.47米ドル(-0.77%) ■滴滴出行(DIDI):1.53米ドル(-2.55%) ■捜狐(SOHU):13.77米ドル(+0.44%) ■チーター・モバイル(CMCM):0.75米ドル(-0.33%) ■テンセント・ミュージック(TME):3.72米ドル(-2.87%) |
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11日のNY株式相場は下落。米4月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る強い伸びとなったことでハイテク株を中心に幅広い銘柄が下落した。
ダウ平均は326.63米ドル安(-1.02%)と5日続落し、連日で年初来安値を更新。S&P500も1.65%安と反落し、再び52週安値を更新。ハイテク株主体のナスダック総合は3.18%安の大幅反落となり、年初来では27.36%安となった。朝方はインフレのピークアウトが近いとの見方からダウ平均が423米ドル高まで上昇する場面もあったが、買い一巡後は米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めへの警戒感が強まった。ハイテク株はアップル、エヌビディアが5%超下落し、メタ、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムも3-4%下落した。業種別では、エネルギー、公益などが上昇した一方、一般消費財、ITが3%超下落し、コミュニケーション、金融も1%超下落した。 寄り前に発表された4月CPIは前年比+8.3%と前月分の+8.5%から伸びが鈍ったものの、市場予想の+8.1%を上回った。変動の大きい食品・エネルギーを除くコアCPIも前年比+6.2%と予想の+6.0%を上回り、前月比でも+0.6%と前月分の+0.3%や予想の+0.4%を上回る強い伸びとなった。強いCPIを受けて米10年債利回りは一時3.076%まで上昇(価格は下落)したが、売り一巡後は買い戻され、利回りは2.925%と前日比0.064%低下して終了した。 引け後に決算を発表したウォルト・ディズニーは時間外で2%超下落。利益が予想を下回ったものの、ストリーミング会員数伸びが好感され一時5%超上昇したが、その後マイナス圏に転落した。 |
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