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11日の香港市場は反発して始まるか。10日のNY市場で米長期金利の低下を受けてハイテク株に買い戻しが入った流れを引き継ぐと予想する。前日のハンセン指数は4営業日続落し、終値は3月15日以来ほぼ2カ月ぶりの安値だっただけに、自律的な反発を見込む買いが入りやすい。
ただ、米国のインフレ高進と中国の景気減速への警戒感はくすぶっている。きょう午前に4月の中国物価統計が発表される上、日本時間きょう夜に4月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードが広がり、上値が重い展開がありそうだ。 10日のNY株式相場は高安まちまち。ダウ平均が4営業日続落した半面、S&Pとナスダック総合は4営業日ぶりに反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は総じて下落。大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、アジア保険大手のAIAグループ(01299)などが香港終値を下回って引けた。 |
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10日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて堅調。4営業日続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は1.21%高の107.91米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の10日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):84.57米ドル(-0.32%) ■百度(BIDU):107.91米ドル(+1.21%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):19.62米ドル(-0.46%) ■JDドットコム(JD):51.65米ドル(+1.20%) ■ウェイボー(WB):20.24米ドル(+1.15%) ■ネットイース(NTES):88.00米ドル(+4.12%) ■モモ(MOMO):4.90米ドル(+2.08%) ■レンレン(RENN):28.69米ドル(+2.43%) ■滴滴出行(DIDI):1.57米ドル(+0.64%) ■捜狐(SOHU):13.71米ドル(+2.93%) ■チーター・モバイル(CMCM):0.75米ドル(-2.12%) ■テンセント・ミュージック(TME):3.83米ドル(+0.79%) |
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10日のNY株式相場は高安まちまち。大幅反発してスタートしたが、買い一巡後は方向感のない動きとなった。ダウ平均は朝方に506米ドル高まで上昇したが、357米ドル安まで下落し、その後再びプラス圏を回復したものの、84.96米ドル安(-0.26%)と4日続落して終了した。
S&P500は1.94%高まで上昇後、0.83%安まで下落したが、0.25%高で終了し、ナスダック総合も2.77%高まで上昇後、0.49%安まで下落し、0.98%高で終了。ともに4日ぶりに反発した。米10年債利回りは前日の3.034%から2.989%に低下。センチメントはやや改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の34.75ポイントから32.99ポイントへと1.76ポイント低下した。 業種別ではIT、エネルギー、コミュニケーション、ヘルスケアの4セクターが上昇し、不動産、公益、金融、生活必需品など7セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はインテル、セールスフォースが2%超上昇し、マイクロソフト、アップルも1.6-1.8%上昇した一方、IBMが約4%下落し、JPモルガン・チェース、3M、ホーム・デポが約2%下落した。 |
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