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指数: 15分ディレイ
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6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。前場終値は前日比3.57%安の20051.61ポイントだった。中国企業指数は4.07%安の6827.79ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で634億2000万HKドル。
ハンセン指数は2%超下げて寄り付き、じりじりと下げ幅を拡大。前引けにかけて心理的節目の20000ポイントを割り込む場面があったが、同水準をかろうじて守って前場の取引を終えた。5日の米株式相場が前日の大幅高から一転し、急落したことから地合いが悪化。中国景気の減速が改めて意識され、きょうの中国本土相場が大きく下げたことも嫌気された。中国共産党の中央政治局常務委員会は5日、「ゼロコロナ」政策を徹底するよう指示。「必ず上海防衛戦でも打ち勝てる」と表明し、上海市の事実上の都市封鎖(ロックダウン)が当面続くと市場で受け止められたもよう。 個別では、不動産株の碧桂園(02007)と碧桂園服務(06098)、中国海外発展(00688)が急落。ビール大手の華潤ビール(00291)とバドワイザーAPAC(01876)、医薬品ネット通販の阿里健康(00241)は反落した。火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)の下げもきつい。一方、世界的パソコン大手のレノボグループ(00992)が逆行高。中国当局が政府や国有企業が使っている外国製パソコンを全て国産品に交換するよう指示したとの報道を材料に買われた。 |
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ハンセン指数
引値:20051.61ポイント 前日比:-741.79ポイント 騰落率:-3.57% 中国企業指数 引値:6827.79ポイント 前日比:-289.96ポイント 騰落率:-4.07% レッドチップ指数 引値:3762.65ポイント 前日比:-141.36ポイント 騰落率:-3.62% |
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6日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比2.31%安の2996.98ポイントだった。深セン成分指数は2.33%安の10789.46ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5016億4800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。5日の米株式相場が前日の大幅高から一転し、急落したことが地合いを悪化させた。米長期金利の上昇を受けて為替市場で再び米ドル高・人民元安が加速したことも嫌気。上海総合指数は連休を挟んで前日まで4営業日続伸した後とあって、中国経済の下振れリスクや米中対立など複数の懸念材料を抱えるなか、利益確定売りが膨らんだ。指数は終盤に心理的節目の3000ポイントを割り込み、きょうの安値圏で前場の取引を終えた。 セクター別では、航空・空港運営、観光・ホテル、酒造、不動産の下げが目立った。半面、中国当局が政府や国有企業で使用するPCをすべて国産設備にすることを指示したとの報道を手掛かりにソフトウエア開発、インターネットサービスの一角が買われた。 上海B株指数は1.15%安の288.48ポイント、深センB株指数は1.91%安の1031.76ポイント。 |
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