■午後0時までの記事一覧：

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　6日の中国本土株式市場で上海総合指数は大幅に反落して始まった。5日の米株式相場が前日の大幅高から一転し、急落したことが地合いを悪化させた。指数は連休を挟んで前日まで4営業日続伸した後とあって、中国経済の下振れリスクや米中対立など複数の懸念材料を抱えるなか、週末を前に利益確定売りが先行している。

　指数は日本時間午前10時41分現在、前日比1.73％安の3014.61ポイントで推移。セクター別では、不動産開発、観光・ホテル、航空・空港運営、セメント・建材の下げが目立つ。半面、繊維・アパレルの一角が堅調。

　6日の香港市場で、ハンセン指数は大幅に続落して始まった。5日の米株式相場が前日の大幅高から一転し、急落したことから地合いが悪化。大型ネット株を中心にほぼ全面安の展開となっている。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前日比2.51％安の20271.25ポイントで推移している。個別では、インターネット・プラットフォーム企業の美団（03690）、アリババ集団（09988）、JDドットコム（09618）、テンセント（00700）がそろって急落。電動工具大手の創科実業（00669）やビール大手のバドワイザーAPAC（01876）、不動産開発の碧桂園（02007）の下げもきつい。