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指数: 15分ディレイ
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29日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。終値は前日比2.41%高の3047.06ポイントだった。深セン成分指数は3.69%高の11021.44ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9650億5400万元だった。
上海総合指数は、前場は前日終値付近でもみ合ったが、後場に入って一気に上げ幅を拡大すると、心理的節目の3000ポイントを回復。その後はプラス圏で堅調に推移し、終値は22日以来、1週間ぶり高値だった。新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されたほか、連休を前に持ち高調整の動きも広がったが、習近平国家主席が主催した中国共産党の中央政治局会議で、景気安定に向けて政策支援を強化する方針が示されたことが投資家心理の改善につながった。セクター別では、採掘、教育、電子化学品が全面高となったほか、ソフトウエア開発、自動車部品などを中心にほぼ全セクターで買いが優勢だった。 A株市場では、中央政治局会議でインフラ建設の強化に触れられたことから、中航重機(600765)や中国交通建設(601800)が買われた。大型連休を前に王府井集団(600859)や万達電影(002739)も大幅上昇した。半面、牧原食品(002714)や中国神華能源(601088)が下落した。 上海B株指数は1.87%高の291.32ポイント、深センB株指数は2.82%高の1044.47ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3047.06ポイント 前日比:71.58ポイント 騰落率:2.41% 上海B株指数 引値:291.32ポイント 前日比:5.36ポイント 騰落率:1.87% 深セン成分指数 引値:11021.44ポイント 前日比:392.52ポイント 騰落率:3.69% 深センB株指数 引値:1044.47ポイント 前日比:28.60ポイント 騰落率:2.82% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:4016.24ポイント 前日比:95.13ポイント 騰落率:2.43% |
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29日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日続伸。前場終値は前日比2.02%高の20686.30ポイントだった。中国企業指数は2.58%高の7097.42ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で669億4000万HKドル。
ハンセン指数は小安く寄り付いた後、マイナス圏でもみ合った。前日に心理的節目の20000ポイントを回復し、約1週間ぶり高値を付けた後とあって、週末から始まるメーデー連休を前に利益確定売りが重荷となった。ただ、前引け前に指数が急伸し、一時は上昇率が3%に達した。中国企業の米上場廃止の回避に向け、米国公開会社会計監督委員会(PCAOB)の指定監査法人による中国企業の現場検査を巡り米中当局が積極的に協議を進めていると外電が伝えたことが材料視されたもよう。 個別では、アリババ集団(09988)と傘下の阿里健康(00241)、美団(03690)、JDドットコム(09618)、テンセント(00700)などのネット株が報道を受けて急伸し、指数を押し上げた。半面、香港不動産株の恒隆地産(00101)、衛生用品大手の恒安国際集団(01044)、長江グループ系公益事業者の長江インフラ(01038)が下げた。 |
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