マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
28日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続伸。前場終値は前日比1.22%高の20190.06ポイントだった。中国企業指数は1.31%高の6874.84ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で567億1000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の20000ポイントを回復し、同水準を守って前場の取引を終えた。中国当局による景気下支え策への期待から金融株や政策の恩恵を受けるセクターが上昇し、相場を支えた。中国の国務院(内閣に相当)が27日、新型コロナウイルス対策の行動規制の下で滞った物流を円滑にする措置を打ち出したことで、ネット通販関連などに買いが入った。 個別では、銀行株の招商銀行(03968)、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)の上昇が目立つ。豚肉大手の万洲国際(00288)、製薬の石薬集団(01093)と中国生物製薬(01177)は大幅に反発. 自動車メーカーの吉利汽車(00175)は続伸した。一方、ミネラルウオーター大手の農夫山泉(09633)、スポーツ用品の李寧(02331)が売られた。朝方に2022年1−3月期決算を発表したサンズ・チャイナ(01928)も下げた。 |
|
||
ハンセン指数
引値:20190.06ポイント 前日比:243.70ポイント 騰落率:1.22% 中国企業指数 引値:6874.84ポイント 前日比:88.82ポイント 騰落率:1.31% レッドチップ指数 引値:3858.47ポイント 前日比:57.29ポイント 騰落率:1.51% |
|
||
28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.25%高の2965.56ポイントだった。深セン成分指数は0.30%安の10621.08ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5355億3300万元だった。
上海総合指数は、序盤はマイナス圏に沈む場面もあったが、その後はプラス圏で推移した。中国指導部が打ち出す景気対策への期待が買いを支えたが、中国での新型コロナウイルスの感染拡大やロシアによるウクライナ侵攻が続くなかで世界景気が冷え込むとの懸念が相場の重しとなり、前引けにかけて上げ幅を縮めた。セクター別では、バッテリー素材、石炭、酒造などが買われた半面、教育が全面安。食品・飲料やセメント・建材も売られた。 上海B株指数は0.99%高の286.00ポイント、深センB株指数は0.69%高の1019.83ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
05/31 |
[統計] 5月の中国非製造業PMIは50.3、前月比0.1ポイント低下![]() |
05/31 |
[統計] 5月の中国製造業PMIは49.5、市場予想通り![]() |
05/30 |
[政策] 外交部記者会見:米中の輸出規制措置の違いについて![]() |
05/30 | [政策] 外交部記者会見:米中貿易交渉の「やや停滞」発言について |
05/30 | [業界] 外交部記者会見:日本水産品の安全問題について |
レポート |