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指数: 15分ディレイ
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27日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅続伸。前場終値は前日比0.09%高の19952.90ポイントだった。中国企業指数は0.53%高の6783.50ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で647億7000万HKドルだった。
ハンセン指数は方向感に乏しい展開。前日の米株安の流れを引き継ぎ寄り付いた後、中盤まではおおむねマイナス圏で推移した。ただ、19750ポイント付近の下値の堅さが意識されると上向きに転じ、終盤は小高い水準でもみ合った。中国の「ゼロコロナ」政策やロシア・ウクライナ情勢、米インフレ高進などへの懸念が重荷となる半目、指数が3月中旬以来の安値水準で推移しているだけに、値ごろ感の出た銘柄への買いが相場を支えた。本土市場で上海総合指数が3日ぶりに反発したことも好感されたもよう。 個別では、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、スポーツ用品の李寧(02331)、安踏体育用品(02020)、大型ネット株の美団(03690)、JDドットコム(09618)が高い。アジア生保のAIAグループ(01299)も買われた。半面、前日に決算を発表した欧州金融大手のHSBC(00005)と傘下のハンセン銀行(00011)が大幅に続落。2022年1−3月期決算が13%増益の豚肉大手、万洲国際(00288)は高く寄り付いたが、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。 |
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ハンセン指数
引値:19952.90ポイント 前日比:18.19ポイント 騰落率:0.09% 中国企業指数 引値:6783.50ポイント 前日比:36.08ポイント 騰落率:0.53% レッドチップ指数 引値:3785.58ポイント 前日比:16.76ポイント 騰落率:0.44% |
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27日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.38%高の2897.41ポイントだった。深セン成分指数は1.25%高の10334.59ポイントと7営業日ぶりに反発。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5047億400万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退の値動き。中国の習近平国家主席が26日の会議で、交通やエネルギーなどのネットワーク型インフラの建設強化を指示したと伝わり、関連セクターが上昇。前日は終値ベースで心理的節目の2900ポイントを下回り、2020年5月29日以来の安値で引けただけに、値ごろ感に注目した買いも入ったもよう。ただ、中国が「ゼロコロナ」政策の下で厳しい行動規制を続けるなか、サプライチェーンの混乱で企業の業績が悪化するとの警戒感が相場の重荷となっている。 セクター別では、電池関連や太陽光発電設備、セメント・建材、航空宇宙が上げた半面、繊維・アパレル、小売り、食品・飲料、不動産が下げた 上海B株指数は0.12%安の275.34ポイント、深センB株指数は0.35%安の1001.62ポイントとともに3日続落した。 |
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