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指数: 15分ディレイ
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26日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日ぶりに反発。前場終値は前日比1.89%高の20244.96ポイントだった。中国企業指数は2.72%高の6866.81ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で638億9000万HKドルだった。
ハンセン指数は朝方、前日割り込んでいた心理的節目の20000ポイント付近でもみ合い。徐々に上げ幅を広げ、前場の高値圏で引けた。25日の米株式市場で長期金利の低下を受けてハイテク株を中心に買い戻しが入った流れを引き継いだ。きょうの中国本土相場が上昇して地合いが改善。前日終値は約6週間ぶりの安値だっただけに自律反発狙いの買いも入ったもよう。 個別では、ネット株のJDドットコム(09618)、ネットイース(09999)、アリババ集団(09988)、美団(03690)、テンセント(00700)がそろって上昇。火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、スマートフォン部品メーカーの瑞声科技(02018)は大幅に反発した。一方、パソコン大手のレノボグループ(00992)、香港コングロマリットの長江和記実業(00001)、金融株の招商銀行(03968)とHSBC(00005)が売られている。 |
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ハンセン指数
引値:20244.96ポイント 前日比:375.62ポイント 騰落率:1.89% 中国企業指数 引値:6866.81ポイント 前日比:182.08ポイント 騰落率:2.72% レッドチップ指数 引値:3823.36ポイント 前日比:46.53ポイント 騰落率:1.23% |
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26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.94%高の2955.93ポイントだった。深セン成分指数は1.31%高の10515.08ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4933億3400万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く展開となった。指数は前日に終値で2020年6月15日以来、1年10カ月ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが入った。また、新華社系の『中国証券報』が26日、新型コロナウイルスの感染拡大などを背景に短期的に経済の下押し圧力が強まっているものの、中長期的には資本市場の成長に変更はないとした上で、投資家は現在の状況を過度に悲観すべきではないとの見方を伝えたことが好感された。ただ、北京での新型コロナ感染拡大などを警戒し、上値は重かった。セクター別では、建設、セメント・建材、小売りなどが買われた半面、繊維・アパレル、石炭、採掘などが売られた。 上海B株指数は0.97%高の280.93ポイント、深センB株指数は0.42%高の1017.97ポイントだった。 |
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