ハンセン指数
　始値：20284.60ポイント
　前日比：-353.92ポイント
　騰落率：-1.71％

中国企業指数
　始値：6843.88ポイント
　前日比：-128.50ポイント
　騰落率：-1.84％

レッドチップ指数
　始値：3893.82ポイント
　前日比：-53.37ポイント
　騰落率：-1.35％

■長城汽車（02333）：2022年1−3月期決算は純利益が前年同期比0.3％減の16億3400万元となり、ファクトセットの市場コンセンサス予想（14億1900万元）を上回った。売上高は同8.0％増の336億1900万元。

■招商証券（06099）：2022年1−3月期決算（中国会計基準）は営業収益が前年同期比38.0％減の36億9600万元、純利益が同43.0％減の14億9000万元だった。

■無錫薬明康徳新薬開発（02359）：きょう2022年1−3月期決算を発表する。ファクトセットの市場コンセンサス予想は、売上高が85億3100万元、純利益が15億8100万元。

　週明け25日の香港市場は、前週末のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、軟調に推移するか。22日のNY市場で主要3指数はいずれも2％超下落。パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長が21日のIMFセミナーで5月米連邦公開市場委員会（FOMC）での0.50％の利上げの可能性に言及したことで、積極的な金融引き締めへの警戒感が続いた。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、時価総額の大きいHSBC（00005）やAIAグループ（01299）、テンセント（00700）、アリババ集団（09988）などが下げており、香港株のADRにサヤ寄せすれば、ハンセン指数は前週末の終値を200ポイント超下回って寄り付くことになる。

　一方、中国国内では、上海市で新型コロナウイルスの流行が続いているほか、北京市でも感染者数が増えており、景気減速への懸念が強まりそうだ。また、独DZバンクのアナリストは、中国経済の減速や監督管理面での不確実性を理由に、中国テクノロジー株がさらに売られる可能性があると指摘しており、関連銘柄に売り圧力が強まる可能性がある。