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22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日続落。前場終値は前日比0.55%安の20567.95ポイントだった。中国企業指数は0.37%安の6936.50ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で589億4000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面安で始まった。新型コロナウイルスの防疫措置が中国の経済活動を冷え込ませる懸念が強い上、前日に米株式相場が大幅に下落して地合いが悪化。過度の人民元安を警戒する中国が追加利下げに動きにくい一方で、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が21日、5月米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の利上げの可能性に言及するなど、売り材料が重なった。ただ、安く始まった上海総合指数が一時上げに転じたこともあって、始値で2%を超えていたハンセン指数の下落率は次第に縮小した。 個別では、インターネット・プラットフォーム企業のアリババ集団(09988)とテンセント(00700)、カジノ株の銀河娯楽(00027)が大幅に続落。電動工具メーカーの創科実業(00669)、自動車メーカーの吉利汽車(00175)の下げもきつい。一方、きょう2022年1−3月期決算を発表する招商銀行(03968)が高い。香港証券取引所(00388)は大幅に反発した。 |
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ハンセン指数
引値:20567.95ポイント 前日比:-114.27ポイント 騰落率:-0.55% 中国企業指数 引値:6936.50ポイント 前日比:-25.70ポイント 騰落率:-0.37% レッドチップ指数 引値:3932.40ポイント 前日比:10.85ポイント 騰落率:0.28% |
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22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に6日続落。前場終値は前日比0.07%安の3077.80ポイントだった。深セン成分指数は0.75%安の11000.60ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4737億3400万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く値動きだった。前日の米株安を嫌気して安く始まった後、プラス圏に浮上し、心理的節目の3100ポイントに近づく場面もあったが、勢いは続かず、再びマイナス圏に沈んだ。前日に3月15日以来、約1カ月ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが入ったものの、中国国内では新型コロナウイルスの感染が続いており、経済への影響が警戒された。セクター別では、観光・ホテル、食品・飲料、半導体などが売られる半面、海運・港湾、保険、銀行がほぼ全面高となった。 上海B株指数は0.80%高の288.18ポイント、深センB株指数は0.01%高の1047.08ポイントだった。 |
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