マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
21日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続落。終値は前日比2.26%安の3079.81ポイントだった。深セン成分指数は2.7%安の11084.28ポイントと続落。上海、深セン両市場の売買代金は概算で8563億5500万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、序盤はプラス圏に浮上する場面もあったものの、ほどなくして下向きに転じた。じりじりと下げ幅を広げ、後場半ばには心理的節目の3100ポイントを割り込み、終値は前日に続き3月15日以来、およそ1カ月ぶり安値を更新した。最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)引き下げの見送りで金融緩和への期待が後退した上、新型コロナウイルスの感染が続くなか、厳しい行動制限の長期化で経済活動が停滞することへの懸念が地合いを悪化させた。為替市場で米ドル高・人民元安が進み、中国からの資金流出も警戒されたもよう。 セクター別では、観光・ホテル、造船、鉄鋼が全面安。化学肥料、農業関連、太陽光発電設備も売られた。半面、保険の一角が堅調だった。 A株市場では、2022年1−3月期決算で純利益が0.7%の小幅増にとどまった大手レーザー機器メーカーの大族激光科技産業集団(002008)が急落。煙道ガス浄化の大手の福建龍浄環保(600388)がストップ安を付けたほか、旅行代理店の中青旅控股(600138)や、自動車関連の重慶長安汽車(000625)、浙江世宝(002703)、太陽電池原料メーカーの隆基緑能科技(601012)も大幅安。半面、特定用途無線大手の海能達通信(002583)、接続ケーブルメーカーの立訊精密工業(002475)、金融株の中国人寿保険(601628)、中国工商銀行(601398)が逆行高を演じた。 上海B株指数は1.54%安の285.88ポイント、深センB株指数は1.2%安の1046.99ポイントだった。 |
|
||
上海総合指数
引値:3079.81ポイント 前日比:-71.24ポイント 騰落率:-2.26% 上海B株指数 引値:285.88ポイント 前日比:-4.48ポイント 騰落率:-1.54% 深セン成分指数 引値:11084.28ポイント 前日比:-307.95ポイント 騰落率:-2.7% 深センB株指数 引値:1046.99ポイント 前日比:-12.76ポイント 騰落率:-1.2% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3995.83ポイント 前日比:-74.96ポイント 騰落率:-1.84% |
|
||
◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率 4月21日現地時間午後0時25分時点 銘柄名 空売り残高 空売り比率 空売り比率 ※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
01:55 |
[政策] 外交部記者会見:BYDの労働環境訴訟について![]() |
01:51 |
[政策] 外交部記者会見:中米貿易摩擦を巡る米司法判断について![]() |
01:45 |
[政策] 外交部記者会見:米国による中国人留学生ビザ取り消しについて![]() |
01:31 | [政策] 商務部記者会見:米国の関税政策と裁判所判決について |
01:24 | [政策] 商務部記者会見:デュアルユース物資の輸出規制について |
レポート |