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20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.82%高の21200.06ポイントだった。中国企業指数は0.57%高の7208.21ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で513億3000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の21000ポイントを割り込んで寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。寄り付き前に発表された4月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は1年物と5年物がともに据え置きとなり、金融緩和への期待が後退した。ただ、前日にハンセン指数が約1カ月ぶり安値を付けた後とあって、反発狙いの買いが相場を支えた。中国当局の消費刺激策などに対する期待が根強い中、中盤以降に上げ幅を拡大し、きょうの高値圏で前場の取引を終えた。 個別では、2022年1−3月の販売実績を発表した李寧(02331)が6%超高と買いを集めたほか、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、火鍋チェーン運営の海底撈国際(06862)、ビール大手の華潤ビール(00291)も5%超の上昇。半面、LPR引き下げの見送りを嫌気して不動産関連の碧桂園服務(06098)、碧桂園(02007)、華潤置地(01109)、中国海外発展(00688)がそろって安い。当局の調査を受けていると伝わった田恵宇行長を18日付で解任した中堅銀行の招商銀行(03968)が続落した。 |
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ハンセン指数
引値:21200.06ポイント 前日比:172.30ポイント 騰落率:0.82% 中国企業指数 引値:7208.21ポイント 前日比:40.54ポイント 騰落率:0.57% レッドチップ指数 引値:4049.71ポイント 前日比:-4.64ポイント 騰落率:-0.11% |
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20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前日比0.21%安の3187.23ポイントだった。深セン成分指数は0.65%安の11557.93ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4825億1500万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付き、朝方に下げ幅を拡大。寄り付き前に中国人民銀行(中央銀行)が発表した4月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)が3カ月連続で据え置きとなり、地合いが悪化したもよう。市場の一部で利下げ観測が浮上していただけに、失望売りが出たもよう。もっとも、中国政府が景気下支え策を打ち出すとの期待は根強く、前引けにかけて下げ幅を縮小した。 セクター別では、不動産や鉄鋼、太陽光発電設備が下落。貴金属とセメント・建材は全面安となった。半面、食品・飲料、観光、酒造が上げている。 上海B株指数は0.12%安の293.76ポイントと3日ぶりに反落。深センB株指数は0.18%高の1064.12ポイントと3日続伸した。 |
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