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指数: 15分ディレイ
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休場明け19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比1.89%安の21111.61ポイントだった。中国企業指数は2.39%安の7208.93ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で684億8000万HKドル。
ハンセン指数は寄り付きから大きく下げて推移。中国人民銀行(中央銀行)が15日に預金準備率を引き下げたものの、市場予想より小幅だったことで失望売りが出た。米長期金利の上昇を受け、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めも改めて意識されたもよう。もっとも、心理的節目の21000ポイントを割り込むと自律的反発を見込む買いが入り、同水準を守って前場の取引を終えた。 個別では、インターネット・プラットフォーム企業の美団(03690)とアリババ集団(09988)、テンセント(00700)が売られて相場の重荷となった。中堅銀行の招商銀行(03968)が急落。当局の調査を受けていると伝わった田恵宇行長を18日付で解任しており、嫌気した売りが膨らんだ。医薬品関連の阿里健康(00241)、薬明生物技術(02269)の下げもきつい。一方、原油高を受けて中国石油メジャーのペトロチャイナ(00857)、CNOOC(00883)、シノペック(00386)がそろって上昇。自動車株の吉利汽車(00175)とBYD(01211)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:21111.61ポイント 前日比:-406.47ポイント 騰落率:-1.89% 中国企業指数 引値:7208.93ポイント 前日比:-176.65ポイント 騰落率:-2.39% レッドチップ指数 引値:4080.81ポイント 前日比:-34.48ポイント 騰落率:-0.84% |
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19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.12%高の3199.30ポイントだった。深セン成分指数は0.17%安の11671.26ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4849億9700万元だった。
上海総合指数は序盤に高くなる場面もあったものの、その後は前日終値を挟んでもみ合う展開が続いた。中国人民銀行などが18日、新型コロナウイルスの影響を受けたセクターや企業、個人などに対する金融支援を強化し、実体経済を支えるよう通知したことなどが好感されたものの、中国では依然として新型コロナの流行が続いているほか、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が長期化していることも嫌気された。セクター別では、化学肥料や石炭、採掘などが買われた半面、半導体や医療サービス、造船などが売られた。 上海B株指数は0.97%高の293.66ポイント、深センB株指数は0.19%高の1062.09ポイントだった。 |
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