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指数: 15分ディレイ
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14日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続伸。前場終値は前日比0.37%高の21453.69ポイントだった。中国企業指数は0.66%高の7363.40ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で491億HKドル。
ハンセン指数は中国政府が打ち出す経済対策への思惑買いを支えに、おおむね小高く推移した。中国の国務院(内閣に相当)が前日の常務会議で、医療・ヘルスケア、自動車、家電などの消費促進や、預金準備率引き下げを含む金融緩和手段の活用を表明した。米長期金利の上昇が一服し、13日の米株式相場がハイテク株を中心に上昇したことも支援材料。ただ、ハンセン指数は上値の重さが目立ち、朝方には小幅ながらマイナス圏に沈む場面があった。あすからイースター(復活祭)の4連休に入るとあって、投資家が積極的な売買を手控えているもよう。 個別では、自動車株のBYD(01211)と吉利汽車(00175)、食品・飲料株の華潤ビール(00291)と万洲国際(00288)が高い。火鍋チェーンの海底撈国際(06862)は大幅続伸。スマートフォン部品メーカーの瑞声科技(02018)は7営業日ぶりに反発している。一方、アリババ集団(09988)の下げがきつい。同社傘下のアント・グループに対する調査に、中国共産党の腐敗取り締まり機関である中央規律検査委員会が直接関与したと伝わった。銀行株のHSBC(00005)、中国銀行(03988)、中銀香港(02388)がそろって下落した。 |
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ハンセン指数
引値:21453.69ポイント 前日比:79.32ポイント 騰落率:0.37% 中国企業指数 引値:7363.40ポイント 前日比:48.58ポイント 騰落率:0.66% レッドチップ指数 引値:4099.78ポイント 前日比:44.98ポイント 騰落率:1.11% |
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14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.73%高の3210.08ポイントだった。深セン成分指数は0.51%高の11627.40ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5039億500万元だった。
上海総合指数は寄り付きで心理的節目の3200ポイントを回復し、その後もプラス圏で推移した。前日の米株高が好感されたほか、中国国務院(内閣に相当)が13日の常務会議で、預金準備率引き下げなどの金融政策ツールを活用して銀行の貸出能力を高めると決めたことで、投資家心理が強気に傾いたもよう。ただ、中国で新型コロナウイルスの感染が続いているほか、世界経済の下押しリスクなどが警戒され、上値は重くなっている。セクター別では、酒造、医療器械、自動車などが買われる半面、太陽光発電設備や風力発電設備、バッテリーなどが売られた。 上海B株指数はほぼ横ばいの291.27ポイント、深センB株指数は0.37%高の1053.93ポイントだった。 |
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