マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比0.50%安の21102.21ポイントだった。中国企業指数は0.61%安の7164.56ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で623億7000万HKドル。
ハンセン指数は反発して始まったものの、買い一巡後は下げに転じた。11日のNY市場で米長期金利の上昇を背景に主要3株価指数が下落した流れを引き継いだ。アジア時間きょうの米ダウ平均先物や中国本土相場の下落も嫌気された。もっとも、心理的節目の21000ポイントに迫る水準では買い直しが入り、下値を支えた。 個別では、世界的パソコン大手のレノボグループ(00992)、不動産株の碧桂園服務(06098)と碧桂園(02007)が大幅に続落。医薬品関連の阿里健康(00241)と中国生物製薬(01177)、石油株のCNOOC(00883)とペトロチャイナ(00857)も安い。一方、ネット株のネットイース(09999)、JDドットコム(09618)、テンセント(00700)の上昇が目立つ。中国当局が9カ月ぶりにオンラインゲームの認可を再開したことで、インターネット・プラットフォーム企業に対する行政監督が緩むとの期待から買われたもよう。スポーツ用品の安踏体育用品(02020)と李寧(02331)は反発している。 |
|
||
ハンセン指数
引値:21102.21ポイント 前日比:-106.09ポイント 騰落率:-0.50% 中国企業指数 引値:7164.56ポイント 前日比:-43.93ポイント 騰落率:-0.61% レッドチップ指数 引値:3960.29ポイント 前日比:-36.96ポイント 騰落率:-0.92% |
|
||
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.66%安の3146.11ポイントだった。深セン成分指数は0.53%安の11459.08ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4930億9100万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しく、もみ合う展開が続いた。指数は前日に2.61%安と大きく下げた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが入った。また、当局がA株市場の乱高下を防ぐため、一部ファンドに「窓口指導」を行ったと伝わったほか、上場企業の自社株買いを支持する方針が示されたことも好感された。ただ、中国国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、景気減速への警戒感が相場の重しとなった。セクター別では、建材、化学肥料、太陽光発電設備などが売られた半面、造船、ホテル・観光などが買われた。21年7月以来9カ月ぶりに国産オンラインゲームが認可されたことを受け、関連銘柄も高かった。 上海B株指数は0.93%安の289.10ポイント、深センB株指数は0.08%安の1038.99ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |