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11日のNY株式相場は大幅安。長期金利の上昇を受けてハイテク・グロース株が軒並み安となったほか、原油安を受けてエネルギー株も幅広く下落した。大幅な伸びが予想される12日の3月消費者物価指数(CPI)や13日の3月生産者物価指数(PPI)の発表を控え、米10年債利回りは2019年1月以来となる2.79%台まで上昇した。NY原油は94.29米ドルと前日比4%超下落。新型コロナ感染拡大による中国での都市封鎖を受けて、エネルギー需要の減少が懸念された。
ハイテク株主体のナスダック総合は終盤に下落幅を拡大し、2.18%安と大幅に続落して終了。3月に3.43%高と3カ月ぶりに大幅反発したが、4月月初からは5.69%安となり、年初来では14.27%安となった。ダウ平均も448米ドル安まで下落し、413.04米ドル安(-1.19%)と3日ぶりに反落して終了。S&P500も1.69%安と続落した。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の21.16ポイントから24.37ポイントに上昇した。 金利上昇を受けて主力ハイテク株が軒並み安。テスラが4.83%安、マイクロソフトが3.94%安、アルファベットが3.35%安となったほか、メタ・プラットフォームズ、アップル、アマゾン・ドット・コムも2%超下落した。 アナリストの投資判断引き下げが嫌気されたエヌビディアは5.20%下落し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.09%安と続落した。一方、ワーナー・メディアのスピンアウト完了とJPモルガンによる格上げが好感されたAT&Tが7.46%高となったほか、空運のデルタ、サウスウェスト、アメリカンが2-4%上昇し、S&P500の上昇率上位に並んだ。 S&P500の11セクターはエネルギーの3.11%安を筆頭に全セクターが下落。ITは2.60%安となり、ヘルスケア、一般消費財、コミュニケーション、公益、不動産も1%超下落した。 |
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■4月12日(火)
【中間決算】東駿控股(08383) 【期末決算】広東愛得威建設(06189) 【権利落日】スプリングREIT(01426)(期末配当) 【権利落日】安楽工程集団(01977)(期末配当) |
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