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指数: 15分ディレイ
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週明け11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に反落。前場終値は前営業日比2.45%安の21336.37ポイントだった。中国企業指数は2.96%安の7268.64ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で621億8000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏で軟調に推移した。前週末のNY市場でナスダック総合が下げた流れを引き継ぎ、ハイテク株が売られて相場の重しとなった。中国で新型コロナの新規感染者が連日で2万人を超えており、上海の都市封鎖が長期化していることで、景気停滞への懸念が強まった。積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらない中、中国本土市場の下落も嫌気された。 個別では、美団(03690)が4%超下げたほか、アリババ集団(09988)やテンセント(00700)が売られて指数を押し下げた。碧桂園服務(06098)と海底撈国際(06862)は7%超下落。舜宇光学科技(02382)や吉利汽車(00175)も安かった。ハンセン指数構成銘柄のうち、上昇は恒安国際集団(01044)と長江和記実業(00001)、ハンセン銀行(00011)の3銘柄のみだった。 |
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ハンセン指数
引値:21336.37ポイント 前日比:-535.64ポイント 騰落率:-2.45% 中国企業指数 引値:7268.64ポイント 前日比:-221.73ポイント 騰落率:-2.96% レッドチップ指数 引値:4015.89ポイント 前日比:-96.32ポイント 騰落率:-2.34% |
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週明け11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前営業日比1.75%安の3195.07ポイントだった。深セン成分指数は2.75%安の11630.71ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6048億8800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、下げ幅を拡大し、心理的節目の3200ポイントを割り込んだ。国内の新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、経済活動が停滞することへの懸念が強まった。事実上のロックダウン(都市封鎖)が長期化している上海市に加え、広東省広州市も防疫措置の強化に乗り出した。一方、寄り付きとほぼ同時に発表された3月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)が予想を上回り、地政学的リスクを受けた商品相場の上昇がインフレ率を押し上げた。 セクター別では、バッテリー、バッテリー素材、不動産サービスが全面安。太陽光・風力発電設備、軍需関連も安い。半面、物流、百貨店、農業関連が買われた。 上海B株指数は0.8%安の286.63ポイント、深センB株指数は1.21%安の1044.51ポイント。 |
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