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指数: 15分ディレイ
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8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。前場終値は前日比0.57%安の21684.44ポイントだった。中国企業指数は1.11%安の7412.64ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で539億7000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏でもみ合って前場の取引を終えた。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を材料に、米金融引き締めが加速するとの見方から米長期金利が上昇。香港市場でも金利が上昇する局面で売られやすいハイテク株が下げ、相場の重荷となっている。もっとも、中国が景気浮揚を目的に金融政策を緩和に傾けるとの観測を背景に、下値を売り込む動きは限定的。下落率1%を超える水準では買い直しが入り、ハンセン指数が前日終値に迫る場面があった。 個別では、大型ネット株のアリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)、テンセント(00700)、美団(03690)がそろって下落。スマートフォン部品メーカーの瑞声科技(02018)、スマホ大手の小米集団(01810)も安い。スポーツ用品の李寧(02331)と安踏体育用品(02020)は大幅に反落した。一方、保険株のAIAグループ(01299)と中国平安保険(02318)が買われ、相場の一定の下支えとなった。パソコン大手のレノボグループ(00992)、中国石油メジャーのCNOOC(00883)が高い。 |
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ハンセン指数
引値:21684.44ポイント 前日比:-124.54ポイント 騰落率:-0.57% 中国企業指数 引値:7412.64ポイント 前日比:-82.90ポイント 騰落率:-1.11% レッドチップ指数 引値:4071.39ポイント 前日比:37.16ポイント 騰落率:0.92% |
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8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅続落。前場終値は前日比0.06%安の3234.82ポイントだった。深セン成分指数は0.38%安の11925.97ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5855億1100万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。高く寄り付いたものの、ほどなくしてマイナス圏に沈んだ。ただ、下値で買い戻しが入ると、終盤は前日終値を挟んでもみ合った。「ゼロコロナ」政策の下、上海市のロックダウン(都市封鎖)などの厳しい行動制限を含む防疫措置が続く中、景気の冷え込みが警戒されたほか、ウクライナ情勢も懸念材料。一方、中国政府が金融緩和や規制緩和で景気浮揚を図るとの期待が根強く、相場を下支えした。 セクター別では、漢方薬・化学製薬、農業関連、教育、造船が安い。半面、化学肥料、貴金属、インフラ建設、建材が買われている。 上海B株指数は0.02%安の287.00ポイント、深センB株指数は0.11%安の1054.64ポイント。 |
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