マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
|
|
||
8日の香港市場は、買いが先行も上値が重いか。前日のハンセン指数は続落し、心理的節目の22000ポイントを割り込んで3月28日以来の安値圏にあるだけに、自律反発を狙った買いが入ると予想する。中国政府が金融緩和や規制緩和で景気浮揚を図るとの期待は根強く、インフラ建設関連が物色されて相場を押し上げる展開がありそうだ。7日の米株式相場の上昇も投資家心理の支えとなるだろう。
一方、「ゼロコロナ」政策を維持する中国では、上海市のロックダウン(都市封鎖)などの厳しい行動制限を含む防疫措置がとられており、景気減速が警戒される。また、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締め策を背景に米長期金利が上昇していることから、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強める可能性がある。 7日のNY株式相場は、ダウ平均など主要3指数がそろって3日ぶりに反発。ハイテク株を中心に大きく下落したが、売り一巡後は生活必需品やヘルスケアなどのディフェンシブ株を中心に買い戻された。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は下げが目立った。大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)などが香港終値を下回った半面、英金融大手HSBC(00005)が上回って終えた。 |
|
||
7日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比3.17%安の104.27米ドルと3日続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も3.06%安の135.71米ドルと3日続落した。主な中国関連ネット・IT株の7日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):104.27米ドル(-3.17%) ■百度(BIDU):135.71米ドル(-3.06%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):22.37米ドル(-4.44%) ■JDドットコム(JD):57.10米ドル(-3.34%) ■ウェイボー(WB):24.86米ドル(-4.38%) ■ネットイース(NTES):92.97米ドル(-1.96%) ■モモ(MOMO):5.86米ドル(-3.46%) ■レンレン(RENN):21.91米ドル(+0.69%) ■滴滴出行(DIDI):2.58米ドル(-0.77%) ■捜狐(SOHU):19.34米ドル(+3.48%) ■チーター・モバイル(CMCM):0.99米ドル(-2.93%) ■テンセント・ミュージック(TME):4.78米ドル(-5.53%) |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |