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指数: 15分ディレイ
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7日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.31%安の21791.30ポイントだった。中国企業指数は1.46%安の7497.38ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で650億4000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の22000ポイントを割り込んだものの、序盤は小高くなる場面もあった。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が金融引き締めを積極的に進める姿勢を示したことによる米長期金利が嫌気された半面、中国政府が打ち出す景気下支え策への思惑買いが入ったもよう。ただ、中国本土相場が下げ幅を広げると香港市場も幅広いセクターで売りが優勢となり、ハンセン指数は前場の安値圏で引けた。 個別では、バイオ医薬品の薬明生物技術(02269)とビール大手のバドワイザーAPAC(01876)、都市ガスの新奥能源(02688)が大幅に続落。火鍋チェーンの海底撈国際(06862)と不動産開発の恒隆地産(00101)の下げもきつい。一方、スポーツ用品の李寧(02331)、生活情報サイト運営の美団(03690)、香港公益株の電能実業(00006)と中電控股(00002)が逆行高を演じた。 |
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ハンセン指数
引値:21791.30ポイント 前日比:-289.22ポイント 騰落率:-1.31% 中国企業指数 引値:7497.38ポイント 前日比:-111.42ポイント 騰落率:-1.46% レッドチップ指数 引値:4039.28ポイント 前日比:-79.99ポイント 騰落率:-1.94% |
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7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.99%安の3251.06ポイントだった。深セン成分指数は1.18%安の12028.87ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5999億9500万元だった。
上海総合指数は前日の米株安を嫌気して安く寄り付いた後、一時プラス圏に浮上する場面もあったが、再びマイナス圏に沈み、軟調に推移した。中国の国務院(内閣に相当)が6日に常務会議を開き、再貸出(中国人民銀行から市中銀行への貸出)などの多様な金融政策ツールを活用し、実体経済の発展をより有効に支えると決めたことが好感されたものの、中国国内で新型コロナウイルスの感染が続いていることや、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が長期化していることなどが嫌気された。セクター別では、風力発電設備が全面安となったほか、不動産開発や観光・ホテルも売られた。半面、セメント・建材、化学肥料、石炭などが買われた。 上海B株指数は0.67%安の288.57ポイント、深センB株指数は0.74%安の1060.85ポイントだった。 |
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