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指数: 15分ディレイ
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5日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて軟調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比5.53%安の111.00米ドルと反落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も5.97%安の144.62米ドルと反落した。主な中国関連ネット・IT株の5日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):111.00米ドル(-5.53%) ■百度(BIDU):144.62米ドル(-5.97%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):23.49米ドル(-3.61%) ■JDドットコム(JD):60.92米ドル(-3.78%) ■ウェイボー(WB):26.49米ドル(-1.34%) ■ネットイース(NTES):96.16米ドル(-1.95%) ■モモ(MOMO):6.15米ドル(-4.65%) ■レンレン(RENN):22.23米ドル(+7.03%) ■滴滴出行(DIDI):2.65米ドル(-11.67%) ■捜狐(SOHU):18.43米ドル(+1.21%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.02米ドル(-2.86%) ■テンセント・ミュージック(TME):5.19米ドル(-3.17%) |
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5日のNY株式相場は3日ぶりに反落。ハト派で知られるブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事がインフレ抑制のためにバランスシートの縮小を急ぐべきだと発言したことで早期金融引き締めへの警戒感が強まった。公益や生活必需品などのディフェンシブ株がおおむね堅調となった一方、半導体などのハイテク株や鉄道や空運などの輸送株などが幅広く下落した。
ダウ平均は朝方に190米ドル高まで上昇したが、ブレイナード発言を受けて急反落。終盤に355米ドル安まで下落し、280.70米ドル安(-0.80%)で終了。ユナイテッドヘルスが1.5%上昇し、マクドナルド、ジョンソン・エンド・ジョンソン、プロクター・アンド・ギャンブルなども1%未満の上昇となった一方、ボーイングが4%超下落し、セールスフォース、インテル、キャタピラー、ウォルト・ディズニーが2%超下落した。前日に1.9%上昇したナスダック総合は2.26%安と大幅反落。S&P500も1.26%安で終了し、3指数がそろって3日ぶりの反落となった。 早期金融引き締め観測が強まったことでグロース株が軒並み安。半導体株はアプライド・マテリアルズ、ラム・リサーチ、KLA、エヌビディアがそろって5%超下落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.53%安と大幅反落した。景気の先行指数とされるダウ輸送株30種は2.81%安と大幅に5日続落。月初からの3日間では7.48%安となった。S&P500の11セクターは公益、ヘルスケア、生活必需品、不動産の4セクターが上昇した一方、一般消費財、IT、エネルギー、コミュニケーション、資本財など7セクターが下落した。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は21.03ポイントと前日比2.46ポイント上昇した。 |
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