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指数: 15分ディレイ
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1日の米株式市場で、中国ネット・IT株は軒並み高。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比1.29%高の110.20米ドルと反発。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も6.55%高の140.97米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の1日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):110.20米ドル(+1.29%) ■百度(BIDU):140.97米ドル(+6.55%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):24.55米ドル(+6.19%) ■JDドットコム(JD):59.09米ドル(+2.11%) ■ウェイボー(WB):25.62米ドル(+4.53%) ■ネットイース(NTES):95.81米ドル(+6.82%) ■モモ(MOMO):6.10米ドル(+5.54%) ■レンレン(RENN):22.47米ドル(+2.70%) ■滴滴出行(DIDI):2.82米ドル(+12.80%) ■捜狐(SOHU):17.45米ドル(+3.75%) ■チーター・モバイル(CMCM):1.00米ドル(+3.15%) ■テンセント・ミュージック(TME):5.00米ドル(+2.67%) |
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1日のNY株式相場は3日ぶりに反発。米3月雇用統計が総じて強い結果となり、利上げ加速見通しが強まったことや、長短金利差の逆転による将来の景気後退懸念が重しとなったものの、ディフェンシブ・セクターの上昇が相場を支えた。ウクライナ情勢に進展が無かったものの、NY原油が続落し、1バレル100米ドルを下回ったことも安心感につながった。
四半期末の前日に550米ドル下落したダウ平均は、上昇してスタート後、一時140米ドル安まで下落したが、終盤に169米ドル高まで反発し、139.92米ドル高(+0.40%)で終了。インテル、ウォルグリーンが2%超下落し、キャタピラーも1%超下落した一方、ベライゾン、ビザが2%超上昇し、メルク、プロクター・アンド・ギャンブル、ウォルマート、コカ・コーラ、トラベラーズも1%超上昇した。 S&P500とナスダック総合も前日終値を挟んで上下したが、それぞれ0.34%高、0.29%高で終了。主要3指数がそろって3日ぶりの反発となった。週間では、ナスダック総合が0.65%高と3週続伸し、S&P500も0.06%高とわずかながら3週続伸した一方、ダウ平均は0.12%安と3週ぶりの小幅反落となった。投資家の不安心理を示すVIX指数は19.63ポイントと前日比0.93ポイント低下し、再び20ポイントを下回った。 3月の雇用統計では非農業部門雇用者数が43.1万人増と市場予想の48.0万人増を下回ったが、2月分が65.4万人増から75.0万人増に上方修正された。失業率も前月分の3.8%から3.6%に低下し、平均賃金は前月比+0.4%となり市場予想と一致したが、前月分の+0.1%から伸びが加速した。総じて強い雇用統計を受けてCMEのフェド・ウォッチ・ツールが示す5月米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の利上げ確率は前日の69%から73%に上昇した。債券市場では米10年債利回りが前日の2.345%から2.390%に上昇し、米2年債利回りが2.335%から2.463%に上昇。10年債の利回りが2年債の利回りを0.073%下回り、2019年8月以来の逆転となった。 |
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