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指数: 15分ディレイ
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30日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続伸。前場終値は前日比1.15%高の22180.69ポイントだった。中国企業指数は0.96%高の7585.15ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で789億HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の22000ポイントを回復し、ほぼ全面高で始まった。ウクライナとロシアが29日、トルコのイスタンブールで対面形式の停戦協議を行い、ロシア国防省が同日、首都キエフなどで「軍事活動を縮小する」と発表したことで、買い安心感が強まった。29日のNY株式相場が続伸したことも投資家心理を支えた。もっとも、中国での新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念がくすぶり、ハンセン指数は上昇率が1%を超えると上値が伸び悩んだ。 個別では、不動産株の上昇が目立ち、碧桂園服務(06098)、碧桂園(02007)、九龍倉置業地産(01997)、華潤置地(01109)が高い。自動車株の吉利汽車(00175)、中国銀行(03988)子会社の中銀香港(02388)はともに5%超上げた。豚肉大手の万洲国際(00288)とニット衣料大手の申洲国際集団(02313)は大幅に続伸。長江実業集団(01113)、中国海外発展(00688)も買われた。半面、通信キャリアのチャイナ・モバイル(00941)、石油会社のペトロチャイナ(00857)、オンラインゲームのネットイース(09999)が売られた。 |
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ハンセン指数
引値:22180.69ポイント 前日比:253.06ポイント 騰落率:1.15% 中国企業指数 引値:7585.15ポイント 前日比:72.15ポイント 騰落率:0.96% レッドチップ指数 引値:3990.85ポイント 前日比:44.80ポイント 騰落率:1.14% |
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30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比1.29%高の3245.22ポイントだった。深セン成分指数は2.09%高の12143.85ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5686億6400万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、終始プラス圏でもみ合った。ウクライナ停戦交渉の進展を好感。ウクライナとロシアは29日、トルコのイスタンブールで対面形式の停戦協議を行い、ロシア国防省が同日、首都キエフなどで「軍事活動を縮小する」と発表した。国内で新型コロナウイルスの感染が高止まりするなか、当局の政策支援に対する期待が根強いほか、企業の決算発表が本格化するなか、業績や見通しを手掛かりとした物色も活発だった。 セクター別では、証券、風力発電設備が全面高。不動産開発、不動産管理サービス、バッテリーも高い。半面、化学肥料、石炭、農業関連、採掘が下げた。 上海B株指数は1.06%高の280.92ポイント、深センB株指数は0.37%高の1041.71ポイント。 |
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