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29日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比0.45%高の21783.56ポイントだった。中国企業指数は0.66%高の7445.15ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で675億6000万HKドル。
ハンセン指数はプラス圏で推移した。前日のNY市場でナスダック総合が1.31%高と反発した流れを引き継ぎ、きょうの香港市場でもハイテク株が買われて相場を支えた。また、2021年12月本決算の発表がピークを迎えており、業績を手がかりに個別物色の動きが活発だった。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国・上海市では28日から事実上のロックダウン(都市封鎖)に踏み切っており、景気下押しへの警戒感から上値は重かった。中国本土市場の下落も投資家心理を冷やした。 個別では、美団(03690)が5%超上昇したほか、JDドットコム(09618)やテンセント(00700)、アリババ集団(09988)も買われた。阿里健康(00241)や碧桂園(02007)も高い。自社株買いに最大30億HKドルを投入する計画を発表した京東健康(06618)は15.61%高。半面、小米集団(01810)やハンセン銀行(00011)が売られた。2021年12月本決算を3月末までに発表できないため、株式取引が現地時間4月1日午前9時から停止されると発表した融創中国(01918)が19.43%安と急落した。 |
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ハンセン指数
引値:21783.56ポイント 前日比:98.59ポイント 騰落率:0.45% 中国企業指数 引値:7445.15ポイント 前日比:48.90ポイント 騰落率:0.66% レッドチップ指数 引値:3939.54ポイント 前日比:-5.26ポイント 騰落率:-0.13% |
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29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.43%安の3200.65ポイントだった。深セン成分指数は0.57%安の11881.2ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5334億1300万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。序盤は高くなる場面もあったが、勢いは続かず、中盤以降はおおむねマイナス圏でもみ合った。中国当局が「資本市場の平穏で健全な発展を維持する」方針を示しており、相場テコ入れ策への期待が根強い半面、新型コロナウイルスの感染拡大と経済活動の停滞が重荷となった。上海市で28日から実質的なロックダウン(都市封鎖)が始まったが、中国と世界経済への影響は前回の広東省深セン市のロックダウンよりもはるかに大きく、同2都市のロックダウンで中国経済が2020年1−3月期以来の深刻な打撃を受ける可能性があるとの見方が出ている。 セクター別では、建設コンサルティング、半導体、消費者用電子機器、電機が安い。半面、農業関連、化学肥料、医療機器が買われている。 上海B株指数は0.23%高の277.35ポイント、深センB株指数は0.45%安の1034.67ポイント。 |
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