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指数: 15分ディレイ
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週明け28日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比1.30%高の21683.35ポイントだった。中国企業指数は1.76%高の7411.83ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で839億1000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた直後にマイナス圏に沈んだものの、ほどなく切り返した。2021年12月本決算を週末に発表した美団(03690)が14.37%高となるなど、大型ネット株が相場の上昇を主導した。上海市がきょうから事実上のロックダウン(都市封鎖)を始めたことで、中国での新型コロナウイルスの感染拡大と経済活動の停滞が警戒されている。ただ、ハンセン指数が20日移動平均(前引け時点で21231.01ポイント)を割り込む水準では買い直しが入り、指数を押し上げた。 個別では、インターネット・プラットフォーム企業の美団とテンセント(00700)、アリババ集団(09988)が3営業日ぶりに急反発した。医薬品ネット販売の阿里健康(00241)、オンラインゲームのネットイース(09999)も高い。原油高を受け、石油株のシノペック(00386)、CNOOC(00883)、ペトロチャイナ(00857)がそろって買われた。一方、ビール大手の華潤ビール(00291)とバドワイザーAPAC(01876)、都市ガスの新奥能源(02688)は続落した。前週末に買われた不動産開発の龍湖集団(00960)中国政府系投資持ち株会社の中国中信(00267)も下げた。 |
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ハンセン指数
引値:21683.35ポイント 前日比:278.47ポイント 騰落率:1.30% 中国企業指数 引値:7411.83ポイント 前日比:127.91ポイント 騰落率:1.76% レッドチップ指数 引値:3924.50ポイント 前日比:-8.10ポイント 騰落率:-0.21% |
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週明け28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比0.13%安の3208.12ポイントだった。深セン成分指数は1.07%安の11944.06ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5770億6800万元だった。
上海総合指数は寄り付きで心理的節目の3200ポイントを割り、マイナス圏で軟調に推移した。同節目を回復し、プラス圏に浮上する場面もみられたものの、勢いは続かず。同節目は守ったが、前日終値をわずかに下回って前場の取引を終えた。2021年12月本決算の発表本格化を受けて業績を手がかりに個別物色の動きが強まったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて上海市が2地域に分けて事実上のロックダウン(都市封鎖)を順次実施する「半封城」に踏み切ったことなどが嫌気された。セクター別では、バッテリー素材が全面安となったほか、酒造、風力発電設備などが売られた半面、不動産開発や石炭、自動車サービスなどが買われた。 上海B株指数は0.15%高の276.85ポイント、深センB株指数は0.3%安の1039.12ポイントだった。 |
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