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25日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.62%安の21590.25ポイントだった。中国企業指数は1.98%安の7379.12ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で721億6000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に小安く推移したが、前引けにかけて下げ幅が急拡大した。中国企業の米上場廃止の回避につながる交渉が近く合意に達するとの期待が後退し、失望売りが出たもよう。米上場企業会計監視委員会(PCAOB)が24日、交渉は進めているものの、中国企業を担当する監査法人の検査を中国当局が認めるかは不透明との見方を示したと伝わった。米証券取引委員会(SEC)は23日までに、PCAOB の検査を受けて入れていない中国6社を上場廃止の警告対象に仮指定している。中国本土相場の下落も投資家心理を悪化させた。 個別では、大型ネット株の美団(03690)とJDドットコム(09618)、アリババ集団(09988)、テンセント(00700)がそろって続落。医薬品関連の薬明生物技術(02269)と阿里健康(00241)、都市ガスの新奥能源(02688)の下げもきつい。一方、前日に大幅続落した瑞声科技(02018)が大幅高。中国政府系投資持ち株会社の中国中信(00267)、衛生用品大手の恒安国際集団(01044)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:21590.25ポイント 前日比:-355.70ポイント 騰落率:-1.62% 中国企業指数 引値:7379.12ポイント 前日比:-149.02ポイント 騰落率:-1.98% レッドチップ指数 引値:3958.82ポイント 前日比:-32.50ポイント 騰落率:-0.81% |
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25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.47%安の3235.04ポイントだった。深セン成分指数は0.95%安の12188.93ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5565億8200万元だった。
上海総合指数は前日終値をはさんでもみ合う場面が目立ったが、前引けにかけて下げ幅を拡大した。前日の米株高が好感される半面、対ロシア制裁の強化に伴う世界景気の悪化懸念が強まったほか、中国と米国の対立への警戒感も相場の重しとなった。一方、2021年12月本決算の発表が本格化し、個別物色の動きが強まった。セクター別では、風力発電設備が全面安となったほか、バッテリーや太陽光発電設備も売られた。半面、農業・漁業、繊維・アパレル、文化・メディアなどが買われた。 上海B株指数は0.19%安の276.99ポイント、深センB株指数は0.12%高の1049.40ポイントだった。 |
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