マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
24日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に3日続伸。前場終値は前日比0.19%高の22195.96ポイントだった。中国企業指数は0.34%高の7661.45ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で781億4000万HKドル。
ハンセン指数は米株安の流れを引き継ぎ反落スタート。米国証券取引委員会(SEC)は23日、米上場廃止の可能性のある中国企業について、3月上旬に公表した5社に加え、ウェイボー(09898)を追加した。中国企業の米上場廃止リスクへの懸念が再び意識され、足元で買われていた大型ネット株を中心に利益確定売りが出た。指数は節目の22000ポイントを挟んでもみ合ったが、下値の堅さを確認すると下げ幅を縮小し、プラス圏に浮上して前場の取引を終えた。決算発表がピークを迎え、業績を手掛かりとした個別物色が相場を支えた。 個別では、前日大引け後に決算を発表した海底撈国際(06862)、チャイナ・モバイル(00941)が買われたほか、医薬品受託開発の薬明生物技術(02269)が大幅に続伸。スポーツ用品大手の李寧(02331)、安踏体育用品(02020)、民間ガス会社の新奥能源(02688)も高い。半面、前日大引け後に発表した2021年10−12月期業績の予想下振れが指摘されたIT大手のテンセント(00700)が売られたほか、スマホ部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、瑞声科技(02018)がそろって下げた。 |
|
||
ハンセン指数
引値:22195.96ポイント 前日比:41.88ポイント 騰落率:0.19% 中国企業指数 引値:7661.45ポイント 前日比:26.32ポイント 騰落率:0.34% レッドチップ指数 引値:4024.53ポイント 前日比:26.74ポイント 騰落率:0.67% |
|
||
24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は7営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.54%安の3253.31ポイントだった。深セン成分指数は0.93%安の12292.77ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5699億1600万元だった。
上海総合指数は安く始まり、マイナス圏の狭いレンジでもみ合い。前日までの6連騰で200ポイント超上げた後とあって、利益確定売りに押された。対ロシア制裁の強化に伴う世界景気の悪化や中国と米国の対立への警戒感もくすぶる。もっとも、中国当局が政策面で資本市場に配慮するとの見方から、下値を売り込む動きは限られた。 セクター別では、太陽光発電が全面安のほか、ゲーム、通信機器、風力発電が下落した。半面、医薬品関連や貴金属、化学肥料が上げている。 上海B株指数は0.13%安の277.08ポイントと反落。深センB株指数は0.1%安の1047.96ポイントと3日続落している。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
12:32 |
[企業] 越秀地産、子会社が最大96億元の社債発行を当局に申請![]() |
12:27 |
[企業] 深セン賽格、子会社に対する訴訟で原告が検察に「抗訴」申請![]() |
11:59 |
[業界] 本土系不動産株の一角が逆行高、政府系メディアが支援強化を主張![]() |
11:51 | [業界] 今週の期待材料・懸念材料 |
11:36 | [企業] 中国飛鶴、25年6月中間決算は減収減益の見通し |
レポート |