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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前日比1.73%高の22267.76ポイントだった。中国企業指数は1.84%高の7677.04ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1016億1000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の22000ポイントを回復し、序盤に上げ幅を拡大。22日の米株式相場が反発し、中国ハイテク銘柄が上昇したことで投資家が運用リスクを取りやすくなった。決算発表がピークを迎え、好業績や自社株買い計画の発表を受けた買いが入って相場を押し上げた。上海総合指数が反落して前場の取引を終えたこともあって、ハンセン指数は上昇率が2%付近の水準では伸び悩んだ。 個別では、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、美団(03690)が買われて相場の上昇を主導。前日大引け後に2021年12月本決算を発表した薬明生物技術(02269)と小米集団(01810)が大きく買われた。火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、オンラインゲームのネットイース(09999)も高い。半面、碧桂園服務(06098)、九龍倉置業地産(01997)、長江実業集団(01113)、華潤置地(01109)などの不動産株の下げが目立つ。香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)は続落している。 |
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ハンセン指数
引値:22267.76ポイント 前日比:378.48ポイント 騰落率:1.73% 中国企業指数 引値:7677.04ポイント 前日比:138.49ポイント 騰落率:1.84% レッドチップ指数 引値:3993.99ポイント 前日比:-19.11ポイント 騰落率:-0.48% |
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23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.14%安の3255.32ポイントだった。深セン成分指数は0.24%高の12348.84ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5919億5900万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。序盤は前日終値を挟んだ一進一退の動きだったが、その後はおおむねプラス圏でもみ合った。ただ、上値の重さが意識されると、前引けにかけて失速し、マイナス圏で前場の取引を終えた。中国政府が示した資本市場の安定を重視する姿勢が引き続き投資家心理を支える半面、前日まで小幅ながらも5連騰した後とあって、利益確定売りが重荷となった。 セクター別では、航空・空港運営が全面安となったほか、石炭、医薬品小売り、輸送用設備が下げた。半面、風力発電設備、漢方薬、軍需関連が買われた。 上海B株指数は0.16%安の276.57ポイント、深センB株指数は0.04%安の1049.92ポイントだった。 |
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