22日の中国本土株式市場で上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値付近でもみ合う展開。前日まで4営業日続伸した後とあって、利益確定売りが出やすいものの、根強い政策期待が相場を支えているもよう。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.08％高の3256.26ポイントで推移。セ　クター別では、採掘、軍需関連、石油、石炭が高い。半面、航空・空港運営、教育、製薬、医療機器が売られている。

　22日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。これまで大きく売られていたネット株を中心に買い戻す動きが広がり、指数が押し上げられているもよう。ただ、前日のNY市場の下落やウクライナ情勢を嫌気し、上値は重くなっている。

　指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.88％高の21408.54ポイントで推移している。個別では、ネットイース（09999）やアリババ集団（09988）、JDドットコム（09618）、美団（03690）などネット株が買われているほか、CNOOC（00883）やペトロチャイナ（00857）も高い。半面、ホンコン・チャイナガス（00003）や信義光能（00968）が売られている。

                        終値     前日比   騰落率

NYMEX原油 中心限月      109.97     6.88     6.67%

COMEX金 中心限月       1929.50     0.20     0.01%

LME銅 3カ月物         10295.15   -15.85    -0.15%

LMEアルミ 3カ月物      3521.00   139.80     4.13%