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指数: 15分ディレイ
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週明け21日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に4営業日続伸。終値は前営業日比0.08%高の3253.69ポイントだった。深セン成分指数は0.41%高の12379.64ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆151億4500万元だった。
上海総合指数は、前場はプラス圏での推移が目立ったが、後場はマイナス圏で推移。大引けにかけて下げ幅を縮小し、プラス圏を回復してきょうの取引を終えた。前週末の米株高が好感される一方、指数は前週末まで3日続伸した後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。また、中国で新型コロナウイルスの感染が高止まりしていることや、こう着状態の続くウクライナ情勢も嫌気された。セクター別では、漢方薬や製薬、医療サービスなどが買われた半面、保険や証券、銀行が売られた。 A株市場では、金先物価格の上昇を受けて紫金鉱業集団(601899)が買われたほか、自社株買い計画を発表したTCL科技集団(000100)も高かった。上海復星医薬(600196)やBYD(002594)の上昇も目立った。半面、2月の宅配事業が3%減収だったと発表した順豊控股(002352)が売られたほか、万科企業(000002)や招商局蛇口工業区控股(001979)も売られた。 上海B株指数は0.34%高の277.01ポイント、深センB株指数は1.08%高の1055.99ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3253.69ポイント 前日比:2.62ポイント 騰落率:0.08% 上海B株指数 引値:277.01ポイント 前日比:0.94ポイント 騰落率:0.34% 深セン成分指数 引値:12379.64ポイント 前日比:50.99ポイント 騰落率:0.41% 深センB株指数 引値:1055.99ポイント 前日比:11.30ポイント 騰落率:1.08% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:4258.75ポイント 前日比:-7.15ポイント 騰落率:-0.17% |
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週明け21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に続落。前場終値は前営業日比0.08%安の21394.27ポイントだった。中国企業指数は0.38%安の7338.36ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で826億2000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まった後、前週末終値付近でもみ合う展開。中国不動産開発大手の中国恒大集団(03333)と上場子会社2社が朝方に株式取引を停止し、債務不安が改めて意識されたもよう。中国での新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感も引き続き相場の重荷だった。一方、バイデン米大統領と中国の習近平国家主席が18日にテレビ会議形式で協議し、同日のNY市場で中国企業の株価が上昇したことが好感された。バイデン米大統領が、中国との「新冷戦」を求めないと表明したと伝わり、米中関係の改善への期待が強まった。 個別では、不動産株の下げが目立ち、碧桂園(02007)、碧桂園服務(06098)、中国海外発展(00688)、龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)がそろって売られた。前週末に高かった海底撈国際(06862)とサンズ・チャイナ(01928)も安い。生活情報サイト運営の美団(03690)は続落した。半面、前週末に2021年12月本決算を発表した新奥能源(02688)が急上昇。時価総額が大きいアリババ集団(09988)とAIAグループ(01299)の上昇も相場を押し上げた。医薬品関連の阿里健康(00241)と薬明生物技術(02269)、スポーツ用品の李寧(02331)も大きく買われた。 |
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