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指数: 15分ディレイ
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週明け21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅に続落。前場終値は前営業日比0.08%安の21394.27ポイントだった。中国企業指数は0.38%安の7338.36ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で826億2000万HKドル。
ハンセン指数は高く始まった後、前週末終値付近でもみ合う展開。中国不動産開発大手の中国恒大集団(03333)と上場子会社2社が朝方に株式取引を停止し、債務不安が改めて意識されたもよう。中国での新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感も引き続き相場の重荷だった。一方、バイデン米大統領と中国の習近平国家主席が18日にテレビ会議形式で協議し、同日のNY市場で中国企業の株価が上昇したことが好感された。バイデン米大統領が、中国との「新冷戦」を求めないと表明したと伝わり、米中関係の改善への期待が強まった。 個別では、不動産株の下げが目立ち、碧桂園(02007)、碧桂園服務(06098)、中国海外発展(00688)、龍湖集団(00960)、華潤置地(01109)がそろって売られた。前週末に高かった海底撈国際(06862)とサンズ・チャイナ(01928)も安い。生活情報サイト運営の美団(03690)は続落した。半面、前週末に2021年12月本決算を発表した新奥能源(02688)が急上昇。時価総額が大きいアリババ集団(09988)とAIAグループ(01299)の上昇も相場を押し上げた。医薬品関連の阿里健康(00241)と薬明生物技術(02269)、スポーツ用品の李寧(02331)も大きく買われた。 |
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ハンセン指数
引値:21394.27ポイント 前日比:-18.13ポイント 騰落率:-0.08% 中国企業指数 引値:7338.36ポイント 前日比:-28.06ポイント 騰落率:-0.38% レッドチップ指数 引値:3933.84ポイント 前日比:-12.33ポイント 騰落率:-0.31% |
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週明け21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に4営業日続伸。前場終値は前営業日比0.02%高の3251.58ポイントだった。深セン成分指数は0.43%高の12381.53ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6356億1100万元だった。
上海総合指数はプラス圏での推移が目立った。オンラインで開催された米中首脳会談で中国の習主席がウクライナの平和を望むとしたことでセンチメントの改善が続いたが、上海総合指数は前週末まで3日続伸した後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。また、中国で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることも嫌気された。午前に発表された3月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は、1年物が3.70%、5年以上物は4.60%となり、ともに3カ月連続の据え置きとなった。セクター別では、農業・漁業、医薬、バッテリーなどが買われた半面、保険、証券、銀行など金融株が売られた。航空・空港運営も安い。 上海B株指数は0.33%高の276.98ポイント、深センB株指数は1.05%高の1055.71ポイントだった。 |
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