18日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.22％安の3208.00ポイントだった。深セン成分指数は0.95％安の12173.03ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5647億2900万元だった。

　上海総合指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合った。政策期待が引き続き下値を支える一方、前日まで続伸し、節目の3200ポイントを回復した後とあって、週末を前に利益確定売りが重荷となった。ウクライナ情勢を巡る米国と中国の対立が懸念される中、習近平氏とバイデン米大統領との電話協議を今夜に控え、様子見気分も漂った。

　セクター別では、バッテリー、バッテリー素材、風力発電設備、非鉄金属が安い。半面、石炭、電力、建設・プラントが買われた。

　上海B株指数は0.09％高の274.95ポイント、深センB株指数は0.01％高の1044.36ポイント。

上海総合指数
　引値：3208.00ポイント
　前日比：-7.04ポイント
　騰落率：-0.22％

上海B株指数
　引値：274.95ポイント
　前日比：0.26ポイント
　騰落率：0.09％

深セン成分指数
　引値：12173.03ポイント
　前日比：-116.94ポイント
　騰落率：-0.95％

深センB株指数
　引値：1044.36ポイント
　前日比：0.11ポイント
　騰落率：0.01％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4200.02ポイント
　前日比：-37.68ポイント
　騰落率：-0.89％

　18日の中国本土株式市場で上海総合指数は安く寄り付いた後、前日終値付近でもみ合う展開。前日まで続伸し、節目の3200ポイントを回復した後とあって、週末を前に利益確定売りが重荷。ウクライナ情勢を巡る米国と中国の対立が懸念される中、習近平氏とバイデン米大統領との電話協議を18日に控え、様子見気分も漂っている。

　指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.05％安の3213.29ポイントで推移。セクター別では、バッテリー素材、太陽光・風力発電設備、バッテリーが安い。半面、石炭、石油が買われている。