◆香港市場の空売り比率上位20銘柄
　空売り比率は売買代金に対する空売り残高の比率
　3月16日現地時間午後0時25分時点

     銘柄名                                       空売り残高 空売り比率 空売り比率

                                                   （百万HK$）      当日    5日平均

    1 iShares中国政府債券ETF（02829）                     0.20    100.00%     42.00%

    2 iｼｪｱｰｽﾞ･ｺｱ･ﾊﾝｾﾝ指数ETF（09115）                     0.01     99.99%     67.10%

    3 iｼｪｱｰｽﾞ･ｺｱCSI 300ETF（09846）                       0.01     99.99%     77.65%

    4 ｻﾑｽﾝ中証中国龍網ETF（09812）                        0.08     94.95%     95.13%

    5 中国平安CSI香港高配当ETF（03070）                   0.87     93.39%     71.62%

    6 iｼｪｱｰｽﾞ･ｺｱCSI 300ETF（82846）#                      0.18     87.29%     62.59%

    7 ﾄﾗｯｶｰ･ﾌｧﾝﾄﾞ･ｵﾌﾞ･ﾎﾝｺﾝ（02800）                    3300.00     85.87%     77.91%

    8 iｼｪｱｰｽﾞ･ﾅｽﾀﾞｯｸ100ETF（02834）                       0.26     83.33%     41.03%

    9 工銀南方政銀国債ETF（83199）#                       4.89     82.77%     62.32%

   10 iｼｪｱｰｽﾞ･ﾊﾝｾﾝﾃｯｸETF（03067）                       119.80     72.40%     54.17%

   11 ﾊﾝｾﾝ中国企業指数ETF（82828）#                       0.19     71.82%     63.08%

   12 iｼｪｱｰｽﾞMSCIｱｼﾞｱETF（03010）                         0.24     64.11%     45.86%

   13 ｻﾑｽﾝ中証中国龍網ETF（02812）                       22.43     63.02%     62.63%

   14 南方東英ﾊﾝｾﾝﾃｯｸ指数ｲﾝﾊﾞｰｽ型（07552）              506.41     62.66%     38.37%

   15 iｼｪｱｰｽﾞFTSE A50ﾁｬｲﾅETF（02823）                    45.66     60.48%     51.38%

   16 華夏ｱｼﾞｱ･ﾊﾟｼﾌｨｯｸ･ﾘｱﾙ･ｴｽﾃｰﾄETF（03121）           0.00486     60.30%     73.62%

   17 金地商置（00535）                                   7.36     58.31%     45.23%

   18 ﾎﾝｺﾝ･ﾁｬｲﾅｶﾞｽ（00003）                              84.73     56.95%     39.94%

   19 弘陽地産（01996）                                   1.04     56.94%     62.40%

   20 CSOP FTSEﾁｬｲﾅA50ETF（82822）#                       1.94     56.94%     59.63%

　　　※銘柄名の後に#が付く銘柄の取引通貨単位は人民元

　16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比2.50％高の18875.51ポイントだった。中国企業指数は3.19％高の6319.07ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1115億7000万HKドル。

　ハンセン指数は15日のNY株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、ほぼ全面高で始まった。前日終値は2016年2月12日以来およそ6年1カ月ぶりの安値圏だっただけに、足元で下げがきつかったハイテク株を中心に買い直しが入った。米当局による監査状況の検査を受け入れない中国企業の上場を廃止する問題を巡り、米上場企業会計監視委員会（PCAOB）が「中国当局と合意に向けて会合を重ねている」と明らかにしたと伝わり、買い安心感を支えた。もっとも、中国景気が「ゼロコロナ」政策の下で減速するとの警戒感は根強く、ハンセン指数が心理的節目の19000ポイントを超える水準では上値が重かった。

　個別では、大型ネット株のJDドットコム（09618）と美団（03690）、テンセント（00700）、アリババ集団（09988）がそろって急反発した。カジノ株のサンズ・チャイナ（01928）と銀河娯楽（00027）、火鍋チェーンの海底撈国際（06862）も大幅高。半面、不動産株の下げが目立ち、碧桂園（02007）、長江実業集団（01113）、恒基兆業地産（00012）が売られた。パソコン大手のレノボグループ（00992）、銀行株の中国建設銀行（00939）と中銀香港（02388）も安い。

ハンセン指数
　引値：18875.51ポイント
　前日比：460.43ポイント
　騰落率：2.50％

中国企業指数
　引値：6319.07ポイント
　前日比：195.13ポイント
　騰落率：3.19％

レッドチップ指数
　引値：3542.05ポイント
　前日比：88.32ポイント
　騰落率：2.56％