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指数: 15分ディレイ
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16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比2.50%高の18875.51ポイントだった。中国企業指数は3.19%高の6319.07ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1115億7000万HKドル。
ハンセン指数は15日のNY株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、ほぼ全面高で始まった。前日終値は2016年2月12日以来およそ6年1カ月ぶりの安値圏だっただけに、足元で下げがきつかったハイテク株を中心に買い直しが入った。米当局による監査状況の検査を受け入れない中国企業の上場を廃止する問題を巡り、米上場企業会計監視委員会(PCAOB)が「中国当局と合意に向けて会合を重ねている」と明らかにしたと伝わり、買い安心感を支えた。もっとも、中国景気が「ゼロコロナ」政策の下で減速するとの警戒感は根強く、ハンセン指数が心理的節目の19000ポイントを超える水準では上値が重かった。 個別では、大型ネット株のJDドットコム(09618)と美団(03690)、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)がそろって急反発した。カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)と銀河娯楽(00027)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)も大幅高。半面、不動産株の下げが目立ち、碧桂園(02007)、長江実業集団(01113)、恒基兆業地産(00012)が売られた。パソコン大手のレノボグループ(00992)、銀行株の中国建設銀行(00939)と中銀香港(02388)も安い。 |
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ハンセン指数
引値:18875.51ポイント 前日比:460.43ポイント 騰落率:2.50% 中国企業指数 引値:6319.07ポイント 前日比:195.13ポイント 騰落率:3.19% レッドチップ指数 引値:3542.05ポイント 前日比:88.32ポイント 騰落率:2.56% |
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16日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに小幅反発。前場終値は前日比0.04%高の3065.12ポイントだった。深セン成分指数は0.23%安の11510.44ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6523億2900万元だった。
上海総合指数は、序盤はプラス圏での推移が目立ったが、その後はマイナス圏で推移し、前日終値付近まで戻して前場の取引を終えた。指数は前日に2020年7月1日以来、およそ1年8カ月ぶり安値を付けた後とあって、買い戻す動きが入ったものの、新型コロナウイルスの国内感染が急速に拡大していることが嫌気されたほか、ウクライナ情勢や米国の利上げをにらみリスク回避の姿勢が強まった。セクター別では、観光・ホテル、航空・空港運営、証券などが買われた半面、医療器械や医療サービス、製薬が売られた。 上海B株指数は0.77%高の264.61ポイント、深センB株指数は0.23%安の984.94ポポイントだった。 |
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