ハンセン指数
　引値：18415.08ポイント
　前日比：-1116.58ポイント
　騰落率：-5.72％

中国企業指数
　引値：6123.94ポイント
　前日比：-431.61ポイント
　騰落率：-6.58％

レッドチップ指数
　引値：3453.73ポイント
　前日比：-267.13ポイント
　騰落率：-7.18％

　15日の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に続落。終値は前日比4.95％安の3063.97ポイントだった。深セン成分指数は4.36％安の11537.24ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1242億1800万元だった。

　上海総合指数は心理的節目の3200ポイントを割り込んで寄り付いた。国内で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、吉林省長春市、広東省深セン市、東莞市で事実上の都市封鎖（ロックダウン）が実施されたことが地合いを冷やしたほか、ロシア・ウクライナ情勢も重荷。米国は中国がロシアを支援した場合、対抗措置を取る可能性を示唆したことで、西側諸国の経済制裁が中国にも及ぶことが警戒された。日本時間の午前11時に発表された1−2月の中国主要経済指標の予想上振れを受けて一時は下げ幅を縮小したものの、勢いは弱かった。中盤以降はほぼ一本調子で下げ幅を拡大し、節目の3100ポイントも割り込み、20年7月1日以来、およそ1年8カ月ぶり安値を更新した。

　セクター別では、石炭、貴金属、採掘、鉄鋼、石油、ガスが全面安となるなど、全セクターで売りが優勢だった。

　個別では、不動産株の保利発展控股集団（600048）、招商局蛇口工業区控股（001979）、豚肉大手の河南双匯投資発展（000895）、非鉄金属の中国アルミ（601600）がストップ安。産金の紫金鉱業集団（601899）、鉄鋼の本鋼板材（000761）、アンガン・スチール（000898）、百貨店運営の王府井集団（600859）、石油メジャーのペトロチャイナ（601857）なども8％を超す下げとなった。

　上海B株指数は3.95％安の262.59ポイント、深センB株指数は6.44％安の987.25ポイント。

上海総合指数
　引値：3063.97ポイント
　前日比：-159.56ポイント
　騰落率：-4.95％

上海B株指数
　引値：262.59ポイント
　前日比：-10.81ポイント
　騰落率：-3.95％

深セン成分指数
　引値：11537.24ポイント
　前日比：-526.39ポイント
　騰落率：-4.36％

深センB株指数
　引値：987.25ポイント
　前日比：-68.00ポイント
　騰落率：-6.44％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3983.81ポイント
　前日比：-190.95ポイント
　騰落率：-4.57％