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指数: 15分ディレイ
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15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に3営業日続落。前場終値は前日比2.99%安の18947.25ポイントだった。中国企業指数は2.98%安の6359.94ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1450億7000万HKドル。
ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の19000ポイントを割り込み、マイナス圏で軟調に推移した。午前に発表された中国の主要経済指標がいずれも市場予想を上回ったことを受け、下げ幅を縮小して節目を回復する場面もあったが、勢いは続かなかった。中国で新型コロナウイルスの感染が拡大していることが嫌気されたほか、ウクライナ情勢も相場の重しとなった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードも強まった。 個別では、中国平安保険(02318)や龍湖集団(00960)、銀河娯楽(00027)の下落が目立ったほか、アリババ集団(09988)やテンセント(00700)、JDドットコム(09618)などテクノロジー株も売られて指数を押し下げた。半面、農夫山泉(09633)や吉利汽車(00175)が高い。 |
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ハンセン指数
引値:18947.25ポイント 前日比:-584.41ポイント 騰落率:-2.99% 中国企業指数 引値:6359.94ポイント 前日比:-195.61ポイント 騰落率:-2.98% レッドチップ指数 引値:3586.53ポイント 前日比:-134.33ポイント 騰落率:-3.61% |
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15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に続落。前場終値は前日比2.18%安の3153.11ポイントだった。深セン成分指数は1.32%安の11904.61ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6468億1300万元だった。
上海総合指数は終始マイナス圏で推移した。国内で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、吉林省長春市、広東省深セン市、東莞市で事実上の都市封鎖(ロックダウン)が実施されたことが地合いを冷やした。ロシア・ウクライナ情勢を巡り、米国は中国がロシアを支援した場合、対抗措置を取る可能性を示唆したことで、西側諸国の経済制裁が中国にも及ぶことが警戒された。日本時間の午前11時に発表された1−2月の中国小売売上高、鉱工業生産、固定資産投資がそろって市場予想を大幅に上回ったことを受け、指数が下げ幅を縮小する場面もあったが、勢いは続かなかった。 セクター別では、石炭、貴金属、採掘、ガス、石油が全面安。半面、バッテリー素材が逆行高を演じた。 上海B株指数は1.84%安の268.38ポイント、深センB株指数は3.12%安の1022.35ポイント。 |
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