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指数: 15分ディレイ
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週明け14日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に続落。前場終値は前営業日比3.81%安の19771.47ポイントだった。中国企業指数は5.30%安の6686.68ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1061億3000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まり、じりじりと下げ幅を拡大。下落率が4%を超える水準では買い直しが入ったものの、心理的節目の20000ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。ロシアのウクライナ侵攻と欧米などによるロシア制裁強化の影響で、世界景気が悪化するとの懸念から投資家がリスク回避の売りを出し、幅広いセクターで売りが優勢となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を15−16日に控え、様子見気分が強い。香港では新型コロナウイルスの感染再拡大が収束しておらず、香港ドルの対米ドル相場の下落に伴う資金流出が懸念された。 個別では、中国インターネット・プラットフォーム企業のテンセント(00700)とJDドットコム(09618)、アリババ集団(09988)、美団(03690)が大きく売られた。不動産管理の碧桂園服務(06098)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)、バイオ医薬の薬明生物技術(02269)は急落した。半面、英金融大手のHSBC(00005)と子会社のハンセン銀行(00011)、衛生用品大手の恒安国際集団(01044)が買われた。 |
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ハンセン指数
引値:19771.47ポイント 前日比:-782.32ポイント 騰落率:-3.81% 中国企業指数 引値:6686.68ポイント 前日比:-373.92ポイント 騰落率:-5.30% レッドチップ指数 引値:3753.03ポイント 前日比:-164.43ポイント 騰落率:-4.20% |
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週明け14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比1.30%安の3266.73ポイントだった。深セン成分指数は1.61%安の12246.77ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6089億5800万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3300ポイントを下回って寄り付いた後、マイナス圏で軟調に推移した。欧米などによるロシアへの制裁で世界景気が悪化するとの懸念が相場の重しとなった。また、中国で新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、吉林省長春や広東省深センで実質的な都市封鎖が実施されたことも投資家心理を冷やした。セクター別では、航空・空港運営や酒造、採掘、バッテリー素材が全面安。半面、製薬、漢方薬、医療器械などが買われた。 上海B株指数は0.76%安の274.65ポイント、深センB株指数は1.74%安の1070.06ポイントだった。 |
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