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11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に反落。前場終値は前日比3.20%安の20222.79ポイントだった。中国企業指数は4.71%安の6914.18ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で999億9000万HKドル。
ハンセン指数は安く寄り付き、じりじりと下げ幅を拡大。ただ、心理的節目の20000ポイントに接近する水準では買い直しが入り、前引けにかけてやや値を戻して引けた。10日に開催されたロシアとウクライナの外相による会談で大きな進展が見られず、ウクライナ情勢の緊迫が長引くとの懸念から米株式相場が下げた流れを引き継いだ。米証券取引委員会(SEC)が中国企業5社について、監査状況の検査を3期連続で受け入れない場合は上場廃止にすると発表したことも投資家心理を悪化させた。 個別では、大型ネット株のJDドットコム(09618)、美団(03690)、アリババ集団(09988)、テンセント(00700)がそろって大幅に下落。ビール大手の華潤ビール(00291)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、火鍋チェーンの海底撈国際(06862)も急落した。半面、前日大引け後からきょう寄り付き前にかけて2021年12月本決算を発表したAIAグループ(01299)と香港鉄路(00066)が買われた。 |
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ハンセン指数
引値:20222.79ポイント 前日比:-667.47ポイント 騰落率:-3.20% 中国企業指数 引値:6914.18ポイント 前日比:-341.64ポイント 騰落率:-4.71% レッドチップ指数 引値:3873.49ポイント 前日比:-144.69ポイント 騰落率:-3.60% |
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11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅反落。前場終値は前日比2.16%安の3224.92ポイントだった。深セン成分指数は2.46%安の12066.76ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6085億2900万元だった。
上海総合指数はマイナス圏で軟調に推移した。10日に開催されたロシアとウクライナの外相による会談で大きな進展が見られず、ウクライナ情勢の緊迫が長引くとの見方から売りが広がった。また、米証券取引委員会(SEC)が10日、中国企業5社が監査状況の検査を3期連続で受け入れない場合、2020年に成立した「外国企業説明責任法(HFCAA)」に基づいて上場廃止になると発表したことも投資家心理を冷やした。セクター別では、バッテリー素材や採掘、電力などがほぼ全面安となったほか、太陽光発電設備や建設などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、漢方薬や海運・港湾が買われた。 上海B株指数は0.78%安の274.08ポイント、深センB株指数は1.67%安の1075.23ポイントだった。 |
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