マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前日比1.26%高の20888.30ポイントだった。中国企業指数は1.16%高の7273.17ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で859億5000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株高の流れを引き継ぎ、心理的節目の21000ポイントに乗せてスタート。石油輸出国機構(OPEC)による増産観測が伝わり、原油をはじめとした商品先物相場が大きく下落したことを受け、資源価格の高騰による景気減速懸念が和らいだ。前日まで4営業日続落し、連日で2016年7月8日以来、約5年8カ月ぶり安値を連日で更新したことで、安値拾いの買いが入った。もっとも、ロシア・ウクライナ情勢を巡る懸念が上値を抑えた。前場はおおむね21000ポイントを挟んでもみ合ったが、終盤に上げ幅を縮小した。 セクター別では、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)、中国銀行(03988)香港子会社の中銀香港(02388)、自動車・電池メーカーのBYD(01211)、アジア生保のAIAグループ(01299)が高い。前日に急落した安踏体育用品(02020)が反発したほか、きょう決算発表予定のJDドットコム(09618)も買われた。半面、石油メジャーのペトロチャイナ(00857)、CNOOC(00883)、不動産管理会社の碧桂園服務(06098)、ミネラルウオーター大手の農夫山泉(09633)、2月の出荷実績を発表したスマホ部品メーカーの舜宇光学科技(02382)が下げた。 |
|
||
ハンセン指数
引値:20888.30ポイント 前日比:260.59ポイント 騰落率:1.26% 中国企業指数 引値:7273.17ポイント 前日比:83.59ポイント 騰落率:1.16% レッドチップ指数 引値:3993.12ポイント 前日比:40.16ポイント 騰落率:1.02% |
|
||
10日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は7営業日ぶりに反発。前場終値は前日比1.91%高の3318.55ポイントだった。深セン成分指数も2.85%高の12452.51ポイントと7営業日ぶりに反発した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7161億7900万元だった。
上海総合指数は始値で心理的節目の3300ポイントを回復し、一時は上昇率が2%を超えた。前日終値は2020年11月2日以来およそ1年4カ月ぶり安値とあって、幅広いセクターで買い直しが先行。9日のNY市場で原油先物相場が4営業日ぶりに反落し、エネルギー価格の高騰が世界景気を冷え込ませるとの懸念が後退した。中国官製メディアの『上海証券報』が9日、「金融市場の変動拡大と景気見通しの悪化に対応し、中期貸出制度(MLF)の金利が引き下げられる公算が大きくなった」と伝えたことも投資家心理を支えたもよう。 セクター別では、太陽光発電機器と風力発電機器、化学繊維が全面高のほか、医薬品販売、漢方薬が高い。半面、貴金属と採掘が逆行安となっている。 上海B株指数は1.12%高の276.63ポイント、深センB株指数は1.67%高の1095.77ポイントとともに5営業日ぶりに反発した。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
01:25 |
[統計] 対中投資、1−4月は11%減=商務部![]() |
05/23 |
[業界] 何立峰副首相、シティとカーライルの幹部と会談![]() |
05/23 |
[政策] 外交部記者会見:米国によるハーバード大学の留学生制限について![]() |
05/23 | [業界] 電子商取引が内需喚起と外需開拓で成長=商務部 |
05/23 | [統計] 4月の中国消費市場、5.1%増と堅調維持=商務部 |
レポート |