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指数: 15分ディレイ
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9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続落。前場終値は前日比2.19%安の20311.23ポイントだった。中国企業指数は2.16%安の7081.37ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で904億HKドル。
ハンセン指数は反発してスタート。前日終値は2016年7月以来およそ5年8カ月ぶりの安値圏だっただけに、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが先行した。しかし買いが一巡した後にマイナス圏に沈み、下げ幅を拡大。ロシアのウクライナ侵攻と欧米などによる経済制裁を背景にエネルギー資源価格が上昇するなか、世界景気の悪化懸念から幅広いセクターが売りに押された。レモンド米商務長官が対ロシア輸出規制に違反する中国企業に対し、米国製装置などの供給を止めると警告したと伝わり、投資家心理を冷やしたもよう。 個別では、ノルウェー政府年金基金が投資対象から除外した李寧(02331)が10%超下落。同業の安踏体育用品(02020)も急落した。バイオ医薬の薬明生物技術(02269)、取引所運営の香港証券取引所(00388)、不動産開発の碧桂園(02007)の下げもきつい。一方、太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)が高い。英金融大手HSBC(00005)、カジノ運営の銀河娯楽(00027)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:20311.23ポイント 前日比:-454.64ポイント 騰落率:-2.19% 中国企業指数 引値:7081.37ポイント 前日比:-156.43ポイント 騰落率:-2.16% レッドチップ指数 引値:3957.43ポイント 前日比:-57.36ポイント 騰落率:-1.43% |
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9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日続落。前場終値は前日比1.07%安の3258.17ポイントだった。深セン成分指数は1.78%安の12026.05ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5819億1300万元だった。
上海総合指数は、序盤は高くなる場面もあったが、プラス圏に沈むと、徐々に下げ幅を広げた。指数は前日に2020年11月4日以来、およそ1年4カ月ぶり安値水準を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったが、ロシアのウクライナ侵攻と欧米などによる経済制裁を背景にエネルギー資源価格が上昇しており、世界景気の悪化懸念が相場の重しとなった。午前に発表された2月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比0.9%上昇となり、上昇率は市場予想と一致。生産者物価指数(工業製品出荷価格:PPI)は同8.8%上昇し、上昇率は市場予想(8.7%)を上回った。セクター別では、バッテリー素材や採掘、造船が全面安。反面、貴金属、建設、電力が買われた。 上海B株指数は0.1%安の273.44ポイント、深センB株指数は0.65%安の1090.80ポイントだった。 |
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