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指数: 15分ディレイ
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8日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。前場終値は前日比0.45%安の20961.97ポイントだった。中国企業指数は1.35%安の7312.44ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で848億6000万HKドル。
ハンセン指数は序盤に高くなる場面も見られたが、徐々に上げ幅を縮小し、マイナス圏に沈んだ。指数は前日に3.87%安と大幅に続落し、2016年7月12日以来ほぼ5年8カ月ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったが、原油価格の上昇を受けたインフレ高進や景気減速への警戒感が相場の重しとなった。また、中国本土市場の下落も嫌気された。指数は心理的節目の21000ポイントを下回って前場の取引を終えた。 個別では、ウクライナ情勢の緊迫化による自動車サプライチェーンへの影響を懸念し、BYD(01211)や吉利汽車(00175)、長城汽車(02333)など自動車株が安い。紫金鉱業集団(02899)や招金鉱業(01818)など産金株も利益確定の売りに押された。2021年12月本決算が11%減益となった理文造紙(02314)は15%超下落。半面、支配株主が事業戦略の立て直しについての議論を開始したと発表したUCルサール(00486)が10%近く上げた。創科実業(00669)や九龍倉置業地産(01997)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:20961.97ポイント 前日比:-95.66ポイント 騰落率:-0.45% 中国企業指数 引値:7312.44ポイント 前日比:-100.15ポイント 騰落率:-1.35% レッドチップ指数 引値:4037.65ポイント 前日比:-68.25ポイント 騰落率:-1.66% |
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8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に5営業日続落。前場終値は前日比1.99%安の3305.83ポイントだった。深セン成分指数は2.62%安の12244.01ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7054億7000万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、序盤は前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、ほどなくして下向きに転じ、ほぼ一本調子で下げ幅を拡大した。ウクライナ情勢を巡る先行き不透明感や、原油高、ロシアへの制裁が世界経済に与える悪影響を懸念し、投資家がリスク回避の姿勢を強めた。前引け前に心理的節目の3300ポイントを割り込む場面もあったが、かろうじて同節目を守って前場の取引を終えた。 セクター別では、採掘、漢方薬、ガスが全面安となるなど、ほぼ全セクターで売りが優勢だった。 上海B株指数は1.41%安の273.83ポイント、深センB株指数は1.43%安の1099.25ポイント。 |
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