8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に5営業日続落。前場終値は前日比1.99％安の3305.83ポイントだった。深セン成分指数は2.62％安の12244.01ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7054億7000万元だった。

　上海総合指数は小安く寄り付いた後、序盤は前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、ほどなくして下向きに転じ、ほぼ一本調子で下げ幅を拡大した。ウクライナ情勢を巡る先行き不透明感や、原油高、ロシアへの制裁が世界経済に与える悪影響を懸念し、投資家がリスク回避の姿勢を強めた。前引け前に心理的節目の3300ポイントを割り込む場面もあったが、かろうじて同節目を守って前場の取引を終えた。

　セクター別では、採掘、漢方薬、ガスが全面安となるなど、ほぼ全セクターで売りが優勢だった。

　上海B株指数は1.41％安の273.83ポイント、深センB株指数は1.43％安の1099.25ポイント。

上海総合指数
　引値：3305.83ポイント
　前日比：-67.03ポイント
　騰落率：-1.99％

上海B株指数
　引値：273.83ポイント
　前日比：-3.91ポイント
　騰落率：-1.41％

深セン成分指数
　引値：12244.01ポイント
　前日比：-329.42ポイント
　騰落率：-2.62％

深センB株指数
　引値：1099.25ポイント
　前日比：-15.99ポイント
　騰落率：-1.43％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：4279.21ポイント
　前日比：-73.57ポイント
　騰落率：-1.69％

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