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指数: 15分ディレイ
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週明け7日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比3.41%安の21159.18ポイントだった。中国企業指数は3.10%安の7448.74ポイント。メインボードの売買代金は概算で1023億4000HKドルと、半日で1000億HKドルを超えた。
ハンセン指数は、原油先物価格の急騰が世界景気を悪化させるリスクを嫌気した売りが膨らんだ。朝方には心理的節目の21000ポイントを割り込み、取引時間中として2016年7月8日以来ほぼ5年8カ月ぶりの安値を付ける場面があった。ブリンケン米国務長官が6日、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの制裁について、「ロシアから原油輸入を禁止する可能性について、欧州の同盟国・有志国と協調して検討する」と述べたと伝わった。 個別では、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、ネット株の美団(03690)とJDドットコム(09618)が下落。カジノ株のサンズ・チャイナ(01928)、バイオ医薬の薬明生物技術(02269)、きょうからハンセン指数構成銘柄となった農夫山泉(09633)の下げがきつい。半面、原油先物価格の急騰を背景に、中国石油メジャーのペトロチャイナ(00857)、CNOOC(00883)が上昇した。不動産株の長江実業集団(01113)、中国海外発展(00688)、碧桂園(02007)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:21159.18ポイント 前日比:-746.11ポイント 騰落率:-3.41% 中国企業指数 引値:7448.74ポイント 前日比:-238.13ポイント 騰落率:-3.10% レッドチップ指数 引値:4123.24ポイント 前日比:-52.62ポイント 騰落率:-1.26% |
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週明け7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前営業日比1.48%安の3396.73ポイントだった。深セン成分指数は2.67%安の12673.46ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6391億3800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、下げ幅を拡大した。ウクライナ情勢を巡り欧米諸国がロシアからの原油輸入の禁止を検討していると伝わり、原油先物価格が急騰している。原油高やロシアへの制裁が世界経済に与える悪影響を懸念する売りが優勢。指数は心理的節目の3400ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。一方、李克強首相が5日に開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で行った政府活動報告で、重点政策としてデジタル経済の発展や貿易振興、農業支援、インフラ建設、二酸化炭素排出の削減などを打ち出したことを受け、関連セクターを物色する動きがあった。 セクター別では、航空・空港運営が全面安。バッテリー、酒造、半導体、自動車も安い。半面、貴金属が全面高となったほか、化学肥料、建設・プラントが買われている。 上海B株指数は0.19%安の278.23ポイント、深センB株指数は1.67%安の1112.79ポイント。 |
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