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週明け28日の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。終値は前営業日比0.24%安の22713.02ポイントだった。中国企業指数は0.40%高の8023.93ポイント。メインボードの売買代金は概算で1534億7000万HKドル。
ハンセン指数は前週末の米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付いたものの、ほどなくして下げに転じた。欧米がロシアの一部銀行を国際決済網の「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除することを含めた追加制裁を打ち出したことを受け、世界経済への影響が懸念されたことに加え、日本時間の28日午後にも始まるとされるロシアとウクライナの停戦協議を巡る不透明感も嫌気。もっとも、本土市場で上海総合指数が上昇して終えたほか、ロシアの協議担当者が「ウクライナとの早期合意を強く希望」と発言したことが伝わり、終盤に下げ幅を縮めた。 ハンセン指数構成銘柄では、医薬品メーカーの中国生物製薬(01177)、民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)の下げがきつい。香港で新型コロナ感染の第5波が猛威を振るう中、マカオカジノの銀河娯楽(00027)、サンズ・チャイナ(01928)が売られた。スマホ部品メーカーの瑞声科技(02018)、取引所運営の香港証券取引所(00388)も安い。半面、オンラインゲームのネットイース(09999)が大幅に続伸したほか、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(02319)、本土系不動産デベロッパーの華潤置地(01109)や、本土銀行株の中国工商銀行(01398)、中国建設銀行(00939)、石油メジャーのCNOOC(00883)、ペトロチャイナ(00857)が逆行高を演じた。 ハイテク関連銘柄で構成するハンセンテック指数は0.11%高の5118.02ポイントと小幅に続伸。自動車情報プラットフォームの汽車之家(02518)、オンライン読書サービス事業者の閲文集団(00772)、中国検索エンジン最大手の百度(09888)が買われた半面、不動産事業向けソフトの開発会社明源雲集団(00909)、企業向けクラウドサービスの金蝶国際ソフト(00268)、ゲーム・オフィスソフト大手のキングソフト(03888)が下げた。 |
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