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指数: 15分ディレイ
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16日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比1.27%高の24665.22ポイントだった。中国企業指数は1.51%高の8657.42ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で553億2000万HKドル。
ハンセン指数はプラス圏で堅調に推移した。ロシア軍がウクライナ国境付近に展開している部隊の一部を帰還させたことで地政学リスクがやや和らぎ、前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。午前に発表された中国の1月の物価統計が市場予想を下回る伸びにとどまったことで、中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率費や金利の引き下げによる追加緩和に踏み切る余地が広がったとの思惑買いも広がった。 個別では、中銀香港(02388)が5%超上昇したほか、サンズ・チャイナ(01928)や銀河娯楽(00027)などカジノ株も高い。BYD(01211)やアリババ集団(09988)も買われた。半面、原油先物価格の下落を受けてペトロチャイナ(00857)が売られた。薬明生物技術(02269)や万洲国際(00288)も安い。 |
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ハンセン指数 引値:24665.22ポイント 前日比:309.51ポイント 騰落率:1.27% 中国企業指数 引値:8657.42ポイント 前日比:129.15ポイント 騰落率:1.51% レッドチップ指数 引値:4294.22ポイント 前日比:25.62ポイント 騰落率:0.60% |
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16日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.69%高の3469.85ポイントだった。深セン成分指数は0.56%高の13420.10ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5265億2800万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、上げ幅を拡大した。ロシアがウクライナ国境付近からの軍隊の一部撤収を発表したことを受け、地政学的リスクがやや後退。寄り付きとほぼ同時に発表された中国の1月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がともに予想を下回り、インフレ懸念が和らいだことも好感された。もっとも、上値追いの動きは限られ、序盤以降は3470ポイント付近でもみ合った。 セクター別では、インフラ建設、化学肥料、通信設備、セメント・建材が高い。半面、貴金属、宝飾品、軍需関連が下げた。 上海B株指数は0.51%高の284.47ポイント、深センB株指数は0.29%高の1153.16ポイント。 |
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