11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5日続伸。前場終値は前日比0.34％高の3497.71ポイントだった。深セン成分指数は0.31％安の13391.00ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6072億8000万元だった。

　上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った。前日の米株安が嫌気される半面、中国の政策期待が相場を支えた。指数は一時、心理的節目の3500ポイントに到達する場面もあったが、前日まで4日続伸した後とあって、利益確定の売りも広がり、同水準では上値の重さが目立った。セクター別では、保険と銀行が全面高となったほか、観光・ホテル、航空・空港運営も高い。半面、漢方薬や医療器械、医療サービスが売られた。

　上海B株指数は0.04％安の285.58ポイント、深センB株指数は0.41％安の1160.38ポイントだった。

                                 引値    前日比    騰落率 (%)

 上海総合指数                  3497.71     11.80      0.34

 上海B株指数                    285.58     -0.10     -0.04

 深セン成分指数               13391.00    -41.07     -0.31

 深センB株指数                 1160.38     -4.81     -0.41

 滬深300指数（CSI300指数）     4653.88     14.02      0.30

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