10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.10％安の3476.46ポイントだった。深セン成分指数は0.79％安の13424.80ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5874億4300万元だった。

　上海総合指数は小動きで始まり、前日終値を挟んで一進一退の方向感を欠いた展開。中国政府が景気下支えのため重要インフラ建設を推進するとの思惑買いが入る半面、前日終値はほぼ2週ぶりの高値だっただけに、利益確定売りが出ている。セクター別では、新エネルギー発電機器や非鉄金属、通信サービスが下げる半面、空運、観光、公共事業が上げた。

　上海B株指数は0.02％高の285.31ポイントと5日続伸。深センB株指数は0.06％高の1162.99ポイントと4日続伸した。

　10日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。中国政府が景気下支えのため重要インフラ建設を推進するとの思惑買いが入る半面、前日終値はほぼ2週ぶりの高値だっただけに、利益確定売りが出ている。

　指数は日本時間午前10時50分現在、前日比0.08％安の3477.34ポイントで推移している。セクター別では、公共事業や建設、空運が買われる半面、ソフトウエアや風力発電機器、通信が売られている。